番号 | 日付 | 題名 | 投稿者 | 返信元 | 読出数 |
341 | 9/14(火) 08:23:10 |
ディキンソンの原詩を見つけた。 | 芦田宏直 | No.334 | 4300 |
エミリィディキンソン(1830−1886)(http://www.h2.dion.ne.jp/~hemlock/index2.htm)は、アメリカ19世紀を代表する女流詩人(http://www.h2.dion.ne.jp/~hemlock/index2.htm)。生存中には、詞は一切発表されなかった。彼女の死後、妹ラヴィニアがチェストの中から1700編を超える詩編を見つけたらしい。『ソフィーの選択』で使われるなんて思いも寄らないことだろう。そんな彼女のために、一晩かかって、Ample make this bed.の原詞を探し出しました。さすがに私の書斎(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=315.313.1)の中にはディキンソンの詩集は一切なかったものですから、結構苦労しました。 映画の中の訳詞はそんなにも間違っていませんでしたが、「this ground」=「this bed」の意味合いを伝えることが充分にできていないような気がします。 Ample make this bed. Make this bed with awe; In it wait till judgment break Excellent and fair. Be its mattress straight, Be its pillow round; Let no sunrise' yellow noise Interrupt this ground. ※映画の中の訳詞 広い寝台を 畏れをもって準備し 公正な 審判の下る日を 静かに待とう しとねをまっすぐに まくらは丸く 朝日の黄金色の騒音に 乱されぬように |
○ 334 EARTH と COLOR と 子供の(という)死 芦田宏直 → ↑この記事を引用して返信を書く ┣ 335 『ソフィーの選択』と残酷な女性 芦田宏直 ┣ 340 また見てしまった『ソフィーの選択』 芦田宏直 ┣ 341 ディキンソンの原詩を見つけた。 by 芦田宏直 |
[一覧へ戻る] |
341番まで読んだとして記録しました。[新着]モードで未読を表示します。