[一覧へ戻る

 番号 日付  題名 投稿者 返信元  読出数
340 9/12(日)
23:26:12
 また見てしまった『ソフィーの選択』  メール転送 芦田宏直  No.334  4947 

 
エミリィディキンソン詩集より

広い寝台を
畏れをもって準備し
公正な
審判の下る日を
静かに待とう
しとねをまっすぐに
まくらは丸く
朝日の黄金色の騒音に
乱されぬように

死ぬこともできないくらいに辛い思いをした女性がただ死ぬためだけに生きているとしたら … 、そう思わせる『ソフィーの選択』(http://homepage2.nifty.com/nao-winner/review/doc/SophiesChoice.html)のメリルストリープ(http://www.jtnews.jp/cgi-bin/person.cgi?PERSON_NO=1532)最後のシーンでのエミリィディキンソンの詞です。眠ること自体が戦いであった(「朝日の黄金色の騒音に乱されぬように」眠らなければならなかった)ソフィーの最期にふさわしい詞です。久しぶりに今日もう一度見てしまった『ソフィーの選択』でしたが、何度見てもきつい映画です。アメリカ映画も決して悪くはない。


334 EARTH と COLOR と 子供の(という)死 メール転送 芦田宏直 ↑この記事を引用して返信を書く
    ┣ 335 『ソフィーの選択』と残酷な女性 メール転送 芦田宏直
    ┣ 340 また見てしまった『ソフィーの選択』 by 芦田宏直
    ┣ 341 ディキンソンの原詩を見つけた。 メール転送 芦田宏直


 [一覧へ戻る]

340番まで読んだとして記録しました。[新着]モードで未読を表示します。