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 番号 日付  題名 投稿者 返信元  読出数
365 12/3(金)
00:04:50
 表参道の帰り道。  メール転送 芦田宏直  No.364  3766 

 
そんなことで(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=364)11月30日の火曜日は、久しぶり、青山(表参道駅)、原宿駅界隈に電車で行っていたのだが、帰りには、表参道から原宿駅(山手線で新宿、新宿から総武線で東中野)まで歩いて帰ることにした。恥ずかしながら、東京へ出てきて30年を超えるが、この道(http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.39.47.904&el=139.42.39.322&la=1&fi=1&skey=%bf%c0%b5%dc%c1%b0%a3%b4%c3%fa%cc%dc&sc=3)を歩いたことなど一度もない。建築科の先生たちが、「それなら一度くらいは歩いた方がいいですよ。カラダのためにもなるし」と言い始めて、カラダのため、は余分だが、まんざらでもないな、ということで実際に歩くことにした。夕方近くの、この通りはまた一段と光でドレスアップされて美しい。歩く人までしゃれているから、私もしゃきっと歩いていた(肩にカバンなどをさげずに手で持ちながら歩いていた)。ルイヴィトンも含めて“高級”ブランド店が目白押しの通りだが(原宿に向かって左側)、私が歩いていたのは右側。同潤会アパート(http://www.doplus.org/)の跡地側だ。

工事中のために大きな工事用のフェンスが立っているのだが、このフェンス全体は巨大な(延々と続く)ニベアのナイトクリームの広告(http://www.kao.co.jp/nivea/cm/body.html)になっていて、そこに登場するその女性が魅力的でまた美しい。そして歩くにつれて等間隔で、12星座の占い(今月の)スペースが登場する。牡牛座、双子座、蟹座と続き、私は獅子座だが思わずその前で立ち止まったくらいに、その女性に気をとられていた(フェンス沿いにまるで蟹歩きのように歩いていた)。しかし、そのフェンスから近すぎてなかなか全体が見えない。たぶんルイヴィトン側からの方が見えやすいのだ。結局、ずーっとそのフェンスの広告を見続けながら、私の初めての原宿散策は終わってしまった。「何を見ていたんですか」と(先生たちに)帰った職員室で怒られてしまった。「原宿まで行って、何でニベアクリームなの?」ということらしい。「いやー、ニベアの女の子がよかったんだよ」。

しかし100メートルを超えるあの壁一面のポスターはよかった。気になって調べてみたら、田波凉子(たなみりょうこ)という女性らしい。公式サイト(http://www.tanami.info/)を見てみると、イヤな性格の女の子のようだが、しかし原宿のニベアの田波涼子はいい。JJのモデルなんかやっているときの目の化粧は許せないが、ニベアのナイトクリームの化粧は悪くはない。そもそもJJ(http://www.kobunsha.com/CGI/magazine/hyoji.cgi?sw=index&id=002)に群がる女性のほとんどは不良に近い。あのどぎついアイメイクは場末のキャバレーなみだ。だから田波涼子が悪いのではなくて、JJが悪い。

もともとニベアクリームは私が中学生の時に(今から35年以上前に)誕生したクリームで、当時のキャッチは「白い恋人」(北海道のおみやげじゃないですよ)。厚化粧のJJと「白い恋人」とは合わないでしょう。私もそのときニベアのキャッチコピーに応募して、歌詞まで作ったことがあるが、見事に落選した。昨日のことのように覚えている。田波涼子は、ニベア「白い恋人」路線で行くべきだ。原宿のそのフェンスに登場する衣装も白基調でよく似合っていた。

これも何かの縁だ。田波涼子カレンダー(http://www.fcca.jp/calendar/cf1/cl091.html)を注文した。2730円。これも「年末買うものシリーズ」の番外編だ。


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