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夏休み映画(レンタル映画)レポート[映画]
(2002-08-12 01:06:55) by 芦田 宏直


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 金曜日(9日)から、夏休みに入っているが(9日〜18日)、どこへ行くわけでもなく、自宅の周りをうろうろしている。後は、映画(レンタル)しかない。この土日で見た映画の速報レポートです。

 『息子の部屋』(http://www.warnerbros.co.jp/sonsroom/)。イタリア映画。こんなことでも映画になるのか、というほどどうということもない日常的な家庭(家族)を描いた映画。アメリカ映画ではありえない内容(と情景)が繰り返される。息子が死ぬけれども、特にそこで“盛り上がる”わけでもない。ラストシーンに近いところで、残された家族三人(父、母、姉)が、3人別々のアングルで海辺を散策するシーンが決定的なシーンだ。このシーンだけのために監督(ナンニ・モレッティ)はこの映画を撮ったような気がする。

 『I want you』(http://www.tdf.toshiba.co.jp/tdf/dvdsoft/soft/pibf-7038.htm)。レイチェル・ワイズ(http://www.af.wakwak.com/~ayano/rachel_weisz.html)は、『スターリングラード』(http://www.stalingrad-movie.com/contents/main.html)のときもそうだったが、この人にしかできないベッドシーンというものが存在している。それ以外には、たいしたこともない映画だが、何と言ってもスワヴォミール・イジャックのカメラがいい。この人のカメラは、『プルーフ・オブ・ライフ』(http://www.eiga-portal.com/movie/proofoflife/01.shtml)のときにもよかったが、『I want you』の叙情的なカメラもよかった。カメラがいい映画は、最後まで見てしまう。何と言っても映画はカメラだ。

 『オーシャンズ11』(http://www.af.wakwak.com/~ayano/rachel_weisz.html)。ジョージクルーニ(http://www.oceans11.jp/cast_george.html)、ブラッドピッド(http://www.oceans11.jp/cast_brad.html)、マットディモン(http://www.oceans11.jp/cast_matt.html)、アンディガルシア(http://www.oceans11.jp/cast_andy.html)、ジュリアロバーツ(http://www.oceans11.jp/cast_julia.html)などこれだけの俳優を集めている割には、面白くない(これだけの俳優を集めればダメになるに決まっている)。特にジュリアロバーツについては、ひたすら歳を取ってしまった、としか言いようのないひどいカメラだった(監督はホモじゃないの、というくらいにジュリアロバーツがひどかった)。脇役たちの方がはるかに存在感があった。

 『D-TOX』(http://www.uipjapan.com/dtox/intro/index.htm)。これは思いの外、面白かった。内容はどうということもないが、この夏、涼しくなるには、この映画しかない。『バーティカルリミット』(http://www.spe.co.jp/movie/verticallimit/)以来の冷涼映画です。

 『グラスハウス』(http://www.so-net.ne.jp/movie-eye/catchup2/86.html)。これは見なくてもよい。中級のテレビドラマの枠を出ていない。ただし、画像は大変きれい。DVDプレイヤーを買いたてで、その画像の美しさを堪能したい人は、この映画を見るとその美しさがよく分かります。

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