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最近の「ハイレゾ」音楽の流行に乗って、「ハイレゾ」ファイルの数々をネット購入しはじめ(mp3からWAV、WAVからFLACへと)、数あるハイレゾファイルの中でも、特にはDSD(DSF、DFF)ファイルの音の良さに取り付かれて、「もはやCDの時代ではない」と思っていたら、DSD(Direct Stream Digital)記録こそ、いまから、20年前に登場した「SACD(Super Audio CD)」ではないか、とお恥ずかしながら今頃気づいて。
※「SACD(Super Audio CD)」とは、→ http://ow.ly/QNyo30nsUKm
<画像:20190126090954_p.jpg>
※写真は今頃買い直し始めたSACD。
そうこうするうちに、今頃SACDプレイヤーを(初めて)買って、そして今頃SACDを買いあさって、たとえば、私の生まれた1954年モノラル録音のフルトベングラーによるブラームス交響曲第三番をシングルレイヤーSACD限定版で聴くと、これがまた格別で、(目をつむると)ありありと1954年の演奏会場が浮かぶという快挙。20年前にSONYとPHILIPSが共同でフォーマットを決め登場したSACDだったのに、一斉にCDのSACD化がすすまないので様子を見ていたら(むしろSACDは衰退して)いつのまにか20年経っていた。
結局、私が「SACDがあるじゃないか」と思ったのが、「ハイレゾ」ファイル配信がDSDフォーマットにまで突き進んだ時点だった。マスター音源の主流は今ではDSD方式。それをそのままメディアに移したものがSACDだったわけだから、SACDは音源そのものだと言える。私にとっては、CDかSACDかという20年前の議論よりは「DSD音源」という20年前よりはかなり身近になった言葉から、SACDへの関心が高まったわけだ。
では、DSDファイルを「ダウンロード」して、USB_DAC使って、安楽にPCがらみで聴けばいいじゃないかという気持ちにもなる。実際私がそうだった― 私はここ数年はMARANZのNA-11S1を使って安楽にハイレゾファイルを楽しんでいるが。しかし世の中には「UCBコンディショナー」(http://ow.ly/2jC830nsUK5
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