●若林靖永さん(京都大学教授・マーケティング)の祝スピーチ
http://www.ustream.tv/recorded/36969901/highlight/395059
(会場での若林靖永さんの紹介)
若林靖永(やすなが)先生は、京都大学教授。ご専門は、マーケティング。著者芦田宏直氏のTwitter微分論の早くからの共鳴者のお一人。2010年初頭、生まれたばかりのTwitter微分論講座を大阪梅田で開催された方です。今日はお忙しい中、京都から、駆けつけてくださいました。では、若林先生、祝スピーチ、よろしくお願いします。
今ご紹介いただきました、京都大学の若林と申します。
さきほどの中西さんの話やウジトモコさんの話に繋がるんですが、専門はマーケティングで、マーケティングは占いだ、という議論もですね、私も興味深く、あんまり私はそういう危険な論争には(笑)、あんまり直接にはコミットしないようにしてたところがあってですね、自分の勇気のなさをですね、恥じるところなんですけれども。
本当にあのー、2009年、私もツイッターにハマりまして、そうしたらですね、もう一人、ものすごい勢いでハマっている人が出てきまして、それが、気がついたら芦田先生だったんですね。で、しかもその芦田先生が「ツイッター微分論」ということで、特に、ツイッター微分論「中級編」で「タイムラインとは何か」ということを発表されたときに(http://www.ashida.info/blog/2009/11/twitter_1.html)、自分がなぜハマってるのか、このハマってることによって生まれてるこの関係っていうのは、どういうものなのかということをですね、改めて考えることになりまして。やはり、これはですね、同じことを体験していても、同じレベルで捉えるのではなくて、もっと長い射程で、あるいはもっと深いですね、本質的なところから、今起こっていることの意味というものをですね、捉えるという、まぁある種の、知の巨人が現れたということで、非常に衝撃的な印象を持ちました。
そういうこともありまして、やや自分がミーハーなところもあるからだと思うのですけども、率直に、もうかなわないと、率直に、この人にはですね、教えをしっかり請うべきだと思った方にはですね、もう講演会があれば、どこへでも行くというようなかたちで、大阪のですね、えー講演会を、企画してお呼びしたりですね、東京の哲学のですね、講演にもお邪魔させていただいたり、また、広島でわざわざやってるのにもですね、参加させていただいたりとか、色んな機会にですね、参加させていただきました。
えー私事になりますけれども、実は7月の末に子どもが生まれてですね、あのーそれはそれでめでたいことなんですが、うちの家庭事情で、なんでもかんでも自分たちでやろうと、あんまり、実家その他の手伝いは使いたくないという妻のポリシーもあってですね、なかなか、今日のこのお祝いの会に行けるかどうか、あのーやきもきと言いますか、難しくなっていたところをですね、芦田先生からも、ぜひ来て下さいというお声もかけていただきまして。私自身も、芦田先生に出会ってますます、そしてツイッター微分論などを学んでますます感じることは、やはりマーケティングでは、ニーズがあってそれで購買が行われるというように、再現可能なようなかたちで人間というものを捉えているけれども、決してそうではなくて、今日ここに来て、お祝いの言葉を言う、ということに意味がある。何の意味があるかよくわかんないんだけれども(笑)、人間というものはそういう存在である、っていうことをですね、私は、わかったようなわからないようなところはあるんですけれども、まぁそのようにですね、学ばせていただいていると思っておりますので、えー今日この場でですね、芦田先生に、おめでとうございます!と言えることがですね、とても幸せです。皆さんも同じ想いだと思います。どうもありがとうございました。(2013年8月7日)
※当日の記念パーティー全体の様子のまとめはここにあります→http://togetter.com/li/545497
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