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18日、ホイットニー・ヒューストン(48)の葬儀が、出身地のニュージャージー州ニューアークで行われました。「ボディーガード」で共演した俳優のケビン・コスナーも出席、涙ぐんで弔辞を披露していました。私には「ボディーガード」のホイットニーよりは、初期の2枚のアルバムの方がはるかに思い入れがあるのですが、「ボディーガード」のアルバムも立派なものでした。
私が許せなかったのは、先週日曜日の昼番組における和田アキ子のコメントです。充分な時間があったにもかかわらず、彼女がホイットニーについて語った言葉は「印税もあるだろうに、『30ドルを貸してくれ』なんてこともあったらしい」というものです。今日の同じ番組でもケビンコスナーしか褒めていない。先週のホイットニーについてのこの発言をわざとらしくフォローしている(引きつった顔で)。心あるファンからたくさんの苦情が寄せられたのだろう。
歌手としてはもうとっくに終わっている和田アキ子に、なんでこんなことを言われなくてはいけないのか。というか、ホイットニーについて、こんなことしか言えないからこそ、和田アキ子はも終わっていると言ってもよい。
そしてまた、もはや歌手ではない和田アキ子にこんなことを言わせるままに、死んでしまったホイットニーに、また悔しい哀愁を感じるのは、私だけはないはず。
失意にくれていた2007年前後のホイットニーは、その下着が競売に付される、という記事が出るほどのものでした。下記の記事は、そのときに、私が書いたものです(まるで今日の事態を予期していたかのように)。この一週間のホイットニー騒動にこそ、謹んで捧げます。
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●「ホイットニーヒューストンの下着が競売に付された ― 二作目の苦悶を誰がわかるというのか」(2007年01月18日) http://www.ashida.info/blog/2007/01/post_184.html
ホイットニーヒューストンが自己破産したらしい。下着までもが競売に付されているとのこと。悲しい話だ。
今日は学校の行き帰りにずーっとホイットニーヒューストンの作品を聞き続けていた。
私の自宅には今4枚のホイットニーヒューストンのアルバムがある
『そよ風の贈り物』
『ホイットニー?』
『I’m Your Baby Tonight』
『THE BODYGUARD』
しかしホイットニーヒューストンと言えば、何と言ってもHOW WILL I KNOW(1985年)だ。
この曲をひっさげてグラミー賞(最優秀女性ポップヴォーカル賞)のステージに立った時は衝撃的で圧倒的だった。ボーカルはもちろんだが、何よりもグラミー賞のステージではそのスタイルにもみんなが圧倒されていた。今でもそのどよめきを覚えている。
デビューアルバム『そよ風の贈り物』は
先のHow Will I Know の他に
All At Once
TAKE Good Care Of My Heart
Thinking About You
Saving All My Love For you
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