なんだか訳のわからない映画を夜中に見せられた(見せられたと言うよりは見てしまった)。『闇の子供たち』(http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id329992/)という日本映画。梁石日原作の小説を映画化したもので、タイで横行する幼児売春、人身売買、生きたままの幼児臓器移植という、とても映画には馴染まないテーマを扱ったもの。
映画も監督も脚本も三流だったが、脇役の妻夫木聡がいい味を出していた。それ以外には特に印象に残らずに終わろうとしていたが、最後のシーンで流れてきた映画主題歌が、「ひょっとして桑田(桑田佳祐)?」という衝撃。(私にとっては)あまりにも久しぶりの桑田で、最後までわからずじまいだったが、どう考えても桑田のメロディー。最後の映画のスーパーで
主題歌「現代東京奇譚」
作詞・作曲・編曲:桑田佳祐
弦・管編曲:斎藤ネコ
と出るのを確認。ポーズボタンで停止して確認。編曲も斎藤ネコだから悪くはない。
映画用に暗くした夜中のリビングで巻き戻して3回も聴いてしまった。
久しぶりに聴く桑田のしっとりとした曲調、さすがにいいですねぇ。TSUNAMIは若い者が年寄りぶって歌ったり聴いたりする分、耐えられませんでしたが、この曲はいいですねぇ。詞が通俗的に過ぎる箇所もいくつかあるけれど、まだまだ聴けます。買うしかない。
そこでiTunesで「現代東京奇譚」を検索したら、Lisa、Tear of Love (現代東京奇譚)"Darling" LISA Sings Keisuke Kuwata、としか出てこない。色々検索してみたが、iTunesでは桑田佳祐の楽曲は「オルゴール」しか出てこない(笑)。
でもとりあえず、LISAでもなんでも「現代東京奇譚」は「現代東京奇譚」。200円でダウンロードしたが、もともとの楽曲がいい分、これもなかなか聴ける。LISAも良く歌いこなしている。
しかしこれでは我慢できない。今度はYouTube。ありました、ありました。桑田佳祐も詞も出て来ませんが曲の全部が収録されています。
これはどう考えても今年の年末のカラオケ曲ベストワンでしょう(少し遅いか)。
そんなこと考えていると、同じようなことを考えている連中がいて、自宅(かどこか)で勝手に歌い込んでいる人がいました。67点くらいでしょうか。まあ、我慢して聴いてやって下さい。歌よりはこのカットアングルがいいですねぇ。↓
次には、調子に乗ってカラオケで歌い込んでいる人がいました。52点くらいでしょうか。この人は、詞を追っているだけで、先ほどの人のようには歌の解釈ができていません(先ほどの人は少しは歌の意味がわかっている)。詞を見ながら歌うことの弊害が出ています。歌唱が邪魔ですが、ここには歌詞が付いています。みなさんも練習してみましょう。↓