今回のテーマは、名刺管理。
※これがScanSnapS1500による名刺スキャニングからiPhone 3GSアプリ(EVERNOTE)へ取り組む操作のすべてと時間(25枚の名刺取り込み)。25枚なら約1分30秒で完成する。最初のPC画面に現れているアプリは、ScanSnapのアプリ。データを転送した後で表れる名刺画面のアプリがPC上のEVERNOTE。EVERNOTEに転送された後は、ファイル名とタグ入力して(25枚程度なら入力操作は10分もかからない)、「シンクロ」ボタンをクリックすれば、iPhone 3GSのEVERNOTEにデータは同期されている。もちろんScanSnapのスキャナーを直接EVERNOTEのスキャナーとして使う設定もできるが(これも便利!)、私の場合は、両方に記録しておきたいため、一手間多い(直接スキャニングすれば、25枚の場合、1分以内で済む!)。しかし気になるほどのこともない。
<画像:sinnEVERNOTE.jpg>
※これが今日のテーマのiPhone 3GSにおける名刺管理画面の一つ。iPhone 3GSを横画面にするだけで一挙に12枚の名刺を表示できる。指で操作するだけで任意の名刺データを拡大、縮小できるのはiPhone 3GSのお得意技。小さくてどの名刺が誰のものか、わからないじゃないかと言うなかれ。名刺はロゴマークなどだけでもわかることも多い。それでもわからない場合は、指をそっと名刺に触れるだけで名刺の氏名(=任意に付けたファイル名)がにょろっと出てくるようになっている。縦画面の場合は、5枚の名刺が並び、氏名、タグ、入力日付とともに並ぶ。検索結果も同じように表示される。目当ての名刺を指でタッチすれば画面全体に名刺画面(名刺そのもの)が表示される。しかも任意の箇所が指操作で大きく拡大できるため、実物名刺よりも見やすい(老眼族には打って付けのツールだ)。名刺を見るためにこそiPhone 3GSが存在していると言いたくなった(苦笑)。
名刺管理については、私はScanSnapを使ってきているが(http://www.ashida.info/blog/2009/05/scansnap_s1500adobe_acrobat_9_standard.html)、これも究極の名刺管理法ではない。
名刺情報は、作業中の机の上でというよりも、人と人との会話の中で必要になる場合も多いからだ。
そんなときに必ずしもパソコンが手元にあるとは限らない。名刺データは本来はいつでも手元に無ければならない。
そうなると携帯電話に収める以外は無くなる。
そこでiPhone 3GSでどこまでやれるか、今日一晩かけてやってみた。
私が使ったのは、EVERNOTE(http://www.appbank.net/2009/08/05/iphone-application/41595.php)というiPhoneアプリ。
EVERNOTEには熱狂的なファンがいる。やれることは以下のこと。
?Webベース
?様々な環境用のクライアント (Windows,Mac,iPhone/iPod Touch, Windows Mobile)
?オフライン操作と同期処理
?データ取り込み
?Webページ
メール
スクリーンショット
カメラ
?全文検索
?ファイル添付(無料版は画像,音声,pdfのみ)
?暗号化
EVERNOTEを一言で言えば、メディアを選ばないメモ管理アプリだ。もちろんパソコンとの親和性も高い。