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「情報ライブ ミヤネ屋」の宮根誠司を紹介します― みんもんた+久米宏を超えた新しい世代の司会者です(お盆休みのお父さん、是非見てください)[TV・芸能・スポーツ]
(2009-08-13 17:47:42) by 芦田 宏直


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お盆休みのお父さん達にぜひ見てもらいたい番組がある。

<画像:miyanenr0811300829001-p2.jpg>
※宮根誠司。みのもんたでもない久米宏でもない新しい司会者の登場だぁ。

「情報ライブ ミヤネ屋」(http://www.ytv.co.jp/miyaneya/)という番組。月曜日〜金曜まで1:55〜3:50の間で大阪読売テレビの放送を日テレが全国放送網で放送している。

「関西のみのもんた」と言われるほどに人気の高い46歳宮根誠司(http://ja.wikipedia.org/wiki/宮根誠司)が頑張っている。関西大学経済学部を出てABC朝日放送入社。2004年ABCアナウンス部長を退きフリーのアナウンサーになったと「ウィキ」にはある。「前妻はイラストレーター・黒田征太郎の娘」とも。

それだけでも怪しい男だが、この男の話芸は、番組を進行させようとしないところ。そうやって進行役を務めている。一つ一つの話題に、脚本がないかのようにフリーな会話を交わすことができる。いわゆる時間内に終えようとする気配や窮屈さを決して視聴者に感じさせない。

昔、日テレのアナウンサーだった徳光和夫(http://ja.wikipedia.org/wiki/徳光和夫)が名言を吐いたことがある。「司会者とは何ですか」と聞かれたとき、徳光は「人の話を聞かない人」と応えた。あっぱれ、徳光と私はうなったことがある。

司会者は進行する人。時間内に全てを消化しなければならない。だから一つ一つの話題に入り込んでいたら、いつまで経っても時間が足りなくなる。それに司会者は、専門家ではない。一つ一つに話しにのめり込むほどの見識も関心もない。

したがって、司会者はトピックの現在に関心はない。次の進行のことを考えている。話を聞いていないのだ。

その極限の空虚な進行をやるのが、フジテレビ「FNNスーパーニュース」の安藤優子(http://wapedia.mobi/ja/安藤優子)。

彼女は全く話を聞いていない。進行だけを考えている。隣の木村太郎の含蓄に富む解説さえ、聞いていない。「なるほど」の一言で全てを済ませる。

私なら、こんな安藤優子の隣でまともな話(話し)をする気にはなれない。「殴ってやろうか」「殺すぞ」と木村太郎は思わないのだろうか。私ならコーラの瓶で毎回安藤のアタマをたたき割りたい気がする。

木村太郎との掛け合いに留まらず、安藤の番組内での突っ込みは空虚の極致のような突っ込みばかり。「なるほど」の繰り返しである。アナウンサーという仕事がいかに人の話を聞かない人種の集まりなのかを知りたければ安藤のニュースを見ればすぐにわかる。

安藤優子は人の話を聞かないアナウンサーの代表選手だ。

たぶん、安藤優子は、こんな盛りだくさんのニュースを(生放送の)時間内に終わらせるのは私の才能よ、と自信を持っているに違いない。だから安藤の軽薄さは一生治らないだろう。

そんな安藤こそに見せたいのが、宮根誠司の司会ワザ。一つ一つの話題にゲストも含めて入り込ませるワザは大したものだ。みのもんたも決して進行を感じさせないワザがあるが、彼はゲストへの振りが宮根にわずかに負けている。眠たそうなのはみのもんただけではなく、ゲストも寝ているときあるのがみのもんたの司会の限界。自分だけが盛り上がっているが、宮根には全体を引き込む話芸がある。

それを充分に感じさせるのは、報道フロアのニュース原稿を読む丸岡いずみ(http://ja.wikipedia.org/wiki/丸岡いずみ)との掛け合い。


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