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本日の電動自転車 RealStream ― 40キロ以上走り続けたが、最後は電池が点滅しはじめた、そして会議をキャンセルした(14枚の写真付き)[商品批評]
(2008-10-31 02:09:45) by 芦田 宏直


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今日(30日)は大失敗をしでかした。大田区蒲田で14:00から会議があったのだが(私はその会議の主要なメンバー)、クルマを使わず、昨日に続いて自転車(RealStream)で行こうと思った。

環状8号を南下すればいいだけのことだ。ただし片道25キロはある。往復50キロ以上。体力的に帰ってこられるか心配だったが、まあ何とかなるだろう。そう思って13:15に自宅の蘆花公園を出発。

<画像:★taikiIMG_0474.JPG>
自宅マンション8階の玄関前で、愛犬のように出発を待つ我がRealStream。今日も頼むぞ。


しかし環状8号なんかまともに走れば、顔中、喉中、泥だらけになる。そこで環状8号のもう一つ外側、多摩川に近いルートを開拓しながら南下しようとしたのだった。

祖師ヶ谷大蔵から成城学園の方へ抜けて…多摩川縁を南下しながら矢口あたりで環状8号と合流すればいいんでしょう、とイメージでは出来ていたが、これが大きな間違い。

出発して5分も立たないうちに祖師ヶ谷大蔵を超えたところで道がわからない。小田急線を越えて、できるだけ環状8号と離れないように走ろうとしたが、これがうまくいかない。世田谷は元々田舎道が多いからまっすぐな道がない。曲がり角自体が曲がっている。だから一度曲がるともう方向を見失う。

ちらちらと見える環状8号を目印に用賀を目処に南下したが、結局世田谷通り前で環状8号に出ざるを得なくなった。そこまでが右往左往で時間がかかった。きれいな空気は断念して砧公園(http://kinutakoen.com/)を右手に見ながら環8沿いをそのまま南下。もうこのあたりではきれいな空気よりも静かな住宅街よりも、「最短距離、最短距離」と念仏のように唱えていた。

ところが、第2の不幸が私を襲った。私は環状8号外周側を南下していた。それが行けなかった(下記写真)。東名高速が頭上に大きく立ちふさがる用賀交差点に来たが、「渡れない」(1人で大きな声を上げた)。


大きな地図で見る

大きな歩道橋があったが、押して上がる気もしないし。東名を横切るには環状8号の外側(西側)ではなく、用賀中町通りなどを利用した方がスムーズに南下できるのかも知れない。それとも最初から成城を目指して多摩川に出るか、どちらかだ。

しかし、もう遅い。仕方なく東名沿いに西側に曲がり、200メートルくらい遠回りをしてやっと東名を横断。

しかしここからも難所が続く。環状8号に復帰して瀬田の交差点を直接目指すか、それともまた環状8号を並行しながら上野毛の方の裏道を走って多摩川へ出るか。

ここでもまた裏道を行ったものだから、瀬田の交差点が遠い。自動車ならすぐの距離なのに。結局瀬田の交差点に戻ったときには、もう13:55.間に合わない、と思っていたら、不幸は続く。

電池の充電状態を示すランプがひとつ減ってしまっているのに気付いた。満充電で四つのランプが付いているが、そのうちの一つが上野毛の手前で付いた。ちょうど多摩美大あたりだ。まだ蒲田まで半分も来てないだろう。うろうろしている内に10キロ以上走ってしまったということか。これでは蒲田へ着いたとしても「帰れない!」とまた1人で走りながら叫んでしまった。

とりあえず、田園調布あたりまでそのまま環状8号を南下したが(まさに最短距離で走るしかない)、充電ランプが気になってしようがない。そこで「今日は解散!」と自分1人で叫んでユーターン。田園調布から多摩川縁に進んで一気に多摩川を北上するコース。帰路についた(笑)。

なんて言おうか。「電池が切れました」なんてまるでウルトラマンみたいだな、と笑いながら独り言。とりあえず、多摩川へ出て二子多摩川あたりまで戻り、多摩川縁でベンチを探してメールを打つ準備。

以下が風そよぐ秋の多摩川縁で敗北の将のように打ったメールの全文(そのまま)。

<画像:★★★IMG_0480.JPG>

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