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59 | 9/30(月) 23:19:53 |
最近のレンタルビデオ映画批評 | 芦田宏直 | 0 | 4703 |
ここ一ヶ月間のレンタルDVD映画鑑賞・私的採点表 ●『フロム・ヘル』http://www.foxjapan.com/movies/fromhell/flash_site/index.html 19世紀後半のイギリスというのは、本当にこうだったのだろうか(マルクスとニーチェの時代だ)。暗く、病的なイメージが全編を覆う。カメラも決して悪くはないが、上からのショットが多いため、すべてがセットのように見えてしまう(実際セットなのだろうが)。凝りに凝ったセットが台無しだった。それが難点。ジョニーディップ(http://www2u.biglobe.ne.jp/~yones/johnny.htm)は相変わらず、ヘンな役回りが似合っている。74点。 ●『ジア』http://store.yahoo.co.jp/digiconeiga/dl-25034.html 脚本はどうってことないが、アンジェリーナジョリー(http://www.angelina-jolie.jp/)の力業でなんとか最後まで見られる映画。アンジェリーナジョリーって、スタイルは全く悪いのになんであんなに脱ぎたがるのだろう。68点。 ●『ビューティフルマインド』http://www.uipjapan.com/beautifulmind/ ラッセルクロウの名演なのだろうか。脚本は通俗的だが、ラッセルクロウだけがいい。名演かどうかは(外国人の私には)にわかには判断できないが、この映画を見ていると『パピオン』のダスティホフマンを思い出してしまった。『パピオン』のダスティホフマンは、主演のスティーブマックィーンよりもはるかに名演であった(マックィーンもよかったが)ことを思い出した。それだけでもいい映画だ。74点。 ●『ボイスレター』http://www.jvc-victor.co.jp/movie/letter/index.html この映画は見なくてもよい。48点。 ●『ハリーポッターと賢者の石』http://www.whv.jp/title/harry/ この映画は始まって10分も経たない内に寝てしまった。採点不能。 ●『キリングミーソフトリー』http://www.amuse-pictures.com/kms/ 狂人、あるいは変態でないと純愛は貫けないのか? 70点。 ●『エネミーライン』http://www.foxjapan.com/movies/enemyline/tv_small.html やっぱりヘリコプターが活躍する映画はそこそこ面白い。70点。 ●『コラテラルダメージ』http://www.musashino-k.co.jp/eiga/data/bank/youga/abcde/collateral_d.html シュワちゃんの映画としては普通の映画。『ジングル・オール・ザ・ウエイ』(http://www.sankei.co.jp/mov/review/1202jingle.html)のような逸品がほしい。68点。 ●『ジェヴォーダンの獣』http://www.france-no1.com/ これは映像がきれい。『フロム・ヘル』のフランス版と思えばいいのか。映画の最後半のシーンで出てくるモニカ・ベルッチ(http://www.watch.impress.co.jp/movie/bijo/2001/06/12/98.htm、http://www.web1week.com/common/tts/malena/) が最高に美しい(私の好みではないが)。フランスの片田舎の風景も美しいが、一番美しいのは、美しい女性だ。75点。 ●『バガーヴァンスの伝説』http://www.foxjapan.com/movies/baggervance/html/index.html ロバートレッドフォード監督の作品は、彼の演技よりさらに格好を付けすぎている。でもマットディモン(http://www.vigs.com/movie/actor/dat0082.htm)は本当にいい俳優だ。68点。 ●『パニックルーム』http://www.panicroom.jp/ 「パニックルーム」というほどパニックではなかった。でもカメラが良かったし、ジョディフォスター(http://www.tanteifile.com/geinou/0204/07_01_jodiefoster/)には、はまり役だった。彼女はやはり『ハンニバル』(http://www.s2c.ne.jp/channel/toyspress/hannibal.html)でも主役を取るべきだった。たぶん、アンソニーホプキンス(http://emergency.room.ne.jp/07_MOV/HEARTSinATLANTIS/HiA-AnthonyHopkins.htm)の(『羊たちの沈黙』http://www.movies.ne.jp/film-infomation/thesilenceofthelambs.htmlでの)嫌がらせが耐えられなかったのだろう。セクハラでもしたのだろう。ロバートデニーロがシャリーズセロンとうまくやっているのは明らかだが(私はそう確信している)、アンソニーホプキンスはもっと陰湿なのだ。アンソニーホプキンスと言えば、私は『QB7』(http://www.booksnbytes.com/reviews/uris_qbvii.html)の彼の演技(名演)が忘れられない。この作品はナチズムをとりあげた映画(たぶんテレビ映画だったと思うが)としては出色のものだ。脇道に逸れたが、ジョディフォスターのはまり役ということで、70点。ただし、私には、子役「サラ」のクリスチャン・スチュワートが最後まで男の子にしか見えなかった。なぜだろう? ヘンなおじさんになったのだろうか? |
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