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1057 7/2(土)
21:57:57
 FOMA M1000 を誰よりも早く手に入れた。  メール転送 芦田宏直  2952 

 
予告されていたとおり、FOMA M1000(http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/m1000/)が7月1日に発売された。この『芦田の毎日』でも報告しておいたが(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=1039)、日本では“電子手帳”と携帯電話との本格的な複合機第一号だ。

前にも書いたとおり、約20年におよぶ電子手帳の歴史がこれで終わる(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=336)。私は、電子手帳の歴史にも携帯電話の歴史にもほとんど全歴史につきあっているから、この二つの歴史と関係を語れることができるのは、私しかいない。そんなことを威張ってもほとんど意味がないが。

昨日のM1000獲得騒動はちょっとしたものだった。4月に発表されて、すぐに中野坂上店のドコモショップに電話をし、担当の植松さんに「予約して」と頼んだら「まだ予約は受け付けていません」と冷たい。私の長いつきあいの、かの沼尻さん(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=1003)が4月に寿退社され、担当が植松さんに変わっていたのだ。「沼尻さんなら、こんなときにもっと親切だったのに」と言っても受け付けてくれない。予約を受け付けない、なんて営業理論的にもおかしい。予約がいつはじまるか知らないが、始まった時点で、最初に私の名前を(私の営業担当として)書き込めばいいだけのことだ。

それは“不正”だと言うのなら、予約開始日程が決まった時点を即刻(優先的に)私に知らせればいい。その時点で予約一番になる。そもそも予約をいつから受け付けるか、なんてことが、極秘事項であるわけがない。支店毎にまちまちだろうからだ。

いずれにしても「まだ予約は受け付けていません」は、営業が私を大切にしてくれていないということであって予約の問題ではない。しようがないと言えばしようがないが、沼尻さん時代を考えると雲泥の差だ。

それもあって、FOMA M1000が「7月1日発売」に決まったと6月の中頃にニュースで知ったときには7月1日ゲットはもう諦めていた。でも中野坂上店に電話したが。

そこでは運良く植松さんは、法人営業で出ていて店にいなかった。代わりに出たのが、スダさん。「残念ながら、まだ受け付けていないんです」「でしょ。植松さんもそう言うのよ。沼尻さんの時にはそんなことはなかったんだけど。だって、予約なんてやる気があれば誰でもできることじゃない」「植松に申し伝えますが…」(なんとなく親切そうなスダさん)「あなた親切な感じの人だよね。もう植松さんはいいから、あなたが担当になってよ。植松さんはもういいよ。予約しておいてね」「植松に申し伝えますが、出来得るだけのことはいたします」。最後の言葉は月並みなもので終わったが、親切な感じの人だった。

そこで今週の月曜日(27日)にM1000の予約状況が気になって、電話をしたら、渡部さん(?)というM1000の担当者が出てきて、「当日は何台入ってくるかわかりません。少数しか確保できないかと思いますが」「スダさんに頼んでおいたのだけど、今、私の名前が予約の何位に入っているか確かめて頂きますか」「しばらくお待ちください」「芦田様は一番最初の予約になっております」「ありがとう。これで当日手に入らないのなら諦めます」

スダさんは偉い、と心中思って電話を切った。ところがスダさんはもっと偉かった。前々日(29日)に中野坂上店の明神(みょうじん)という担当者から突然電話がかかってきた。「芦田様、これから私、明神が芦田様の担当をさせて頂きます。つきましては、1日発売のM1000のご購入に関しまして、芦田様の現在お使いのFOMAの電話帳をM1000に移すために1日朝にお伺いさせて頂きますが、いつがよろしいでしょうか」。スダさんが担当者を変えていたのだ。まるで沼尻さん並の対応だ。「そりゃ、朝一番がいいでしょ。僕は8時から学校にいるけど、あなたは何時から?」「9時前には伺えると思います」「じゃあ、直行で来てよ。待っています」「わかりました」。

そうしたら、本当に1日の8時40分くらいに明神さんがテラハウス3階の校長室にやってきた。まだ開館準備最中の一階の受付が「ドコモショップの方が来られていますが、お通ししてよろしいでしょうか」と不安そうに連れてきた。「どうぞどうぞ」「はじめまして、明神と申します。よろしくお願いします」「こちらこそ」「ではご使用中のFOMA SH、お預かりします」「何時くらいになりそう」「1時間前後でお届けできるかと思います」「よろしくね。楽しみにしているから。スダさんによろしくお伝えください」

そうこうするうちに、待望のM1000は、朝の10:30には私の手元に届いた。当日は中野坂上店に20台入ってきて、すべて予約分でなくなったらしい。20台の内、3分の2は法人利用者とのこと。私は純然たる個人利用だが。

私は、最近、こういった「新製品」を買うのがイヤになってきている。一つは年々、厚くなる解説書。機能が多機能になり、何が自分にとってのベストセッッティングなのかを見定めるのに時間がかかる。昨日の夜なんて、鬱病になるくらいに暗かった。普通はまだほとんどの人が手に入れていないM1000を手に入れて喜びに浸っているはずだが、私の場合にはそうはいかない。そう言えば、昨日私より早く帰ってきていた息子に、「今日お父さんのFOMA、新しくなるよ」と家内が言ったら、「また暗くなるんじゃないの」とさりげなく答えていたらしい。たしかに暗くなる。この間ちょっとした事故で、ナビを変えたところ(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=1055)。ナビの解説書は3冊もある! まだ6割程度しか機能を使いこなせていないのに、その三冊を合わせた太さよりもさらに分厚いのが、このM1000の解説書。しかもこの手にありがちな、何度読んでもわからない“解説”に満ちている。

この機械の私の、最初の評価は、70点。悪くはない。

私の購入の動機ははっきりしている。まず、仕事で頻繁に使うMS-OUTLOOKのスケジュール+連絡帳+TO DO+メールリストを、常に更新された状態で、携帯電話並みに持ち歩きたいということだ。どこででも(たとえトイレの中であっても)自分のスケジュールが確認できるというのは、秘書付きで仕事が出来るほど裕福ではない私には(それにいくら裕福な社長でもトイレの中まで秘書は付いてこないだろう)、この上なく便利だ。携帯電話にもスケジュール機能は早くからあるが、@スケジュールのほとんどは仕事机の上で決まること Aキーボード入力できないこと Bメールでアポイントが決まることが多いが、メールアプリとの連携が携帯では貧弱この上ないことなどが、携帯スケジュールを私が使わない理由。

インターネットをモバイルで使うことは、私の場合、洗車のタイミングを見定めるための天気予報と首都高の渋滞具合程度。メールは、社内のメールサーバーから携帯電話に転送していたから、携帯電話でもいつでも読めたし、簡単な返信は携帯でも充分だった。だからM1000を特にインターネットで使う予定はない。フルブラウザ搭載だが(ただしiモードの携帯サイトは一切見ることが出来ない)は、緊急の時に使えるだけで充分だ。液晶は2.9インチだが(この大きさは魅力的だ)、解像度は208×320。QVGA(240×320)標準搭載の既存FOMAに比べても見劣りする。これではインターネットを使う気にはならない。ただし無線LAN、Bluetoothをさりげなく標準搭載しているから、その気になれば、かなり使える。自宅や仕事場の無線LAN環境にも難なく馴染んでいる。

とにもかくにも、MS-OUTLOOKのスケジュール、連絡帳、TO DO、メールを携帯電話と共に持ち歩けるというのは快適。これまでは、携帯電話とCLIE TJ-37との組み合わせだったが、携帯電話は持ち出しても、CLIE TJ-37を常時持ち出すとことはなかった。それが一本化しただけでもありがたい。

何度も言うが、いつも問題になる機器のサイズは、高さ117mm×幅59.5mm×厚さ21.5mm(大きさの写真は、この記事が詳しいhttp://k-tai.impress.co.jp/cda/article/showcase_top/24593.html)、重さは168グラム。特に今のところ不便はない。

私が現在有しているモバイルPDA、携帯電話は以下の通り。
○PDA CLIE PEG-TJ37:高さ113×幅75×厚さ13.2mm  質量 約145g
○携帯電話 FOMA SH900i:高さ105×幅51×厚さ26mm  質量 約132g

CLIE電子手帳より1.5センチ幅が小さく、FOMA携帯電話よりも5ミリも薄い。常時所持機器としてはまあまあの魅力的なサイズだと思う。ワイシャツのポケットに入れていてもFOMA SHよりは薄いため気にならなかった。特に最新のSH901iS(http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/901is/sh901is/index.html)よりははるかにコンパクトに感じられる。数値的には、重さの168グラムが問題だが、まあ、融合機第一号としては及第点だろう。最新のFOMA SH901iSでさえ150グラムだから、それに比べれば軽い方だ。

ドコモショップ中野坂上店での私価格は38600円。ドコモポイントをさらに使って26700円が実際の購入価格。ただし拡張メモリカードのtrans flashカード(SDカードの4分の一くらいのミニカード)256メガタイプ6000円も同時に買ったが(これはヨドバシカメラ新宿東口店にたまたまあった)。最初からついているものは、32メガタイプ。

M1000の、今段階での問題点。モトローラ製だから、日本の携帯電話なら当たり前という機能が二つ備わっていない。一つは、本体内留守録機能。もう一つは短縮ダイヤル。私は、電話をほとんど使わないから、留守録と短縮ダイヤル、命、という人には耐えられないだろう。

しかし国語辞典、英和・和英辞典は最初から搭載されているし、制止画、動画録画・再生、音楽再生もできるし、ボイスレコーダも付いている。音楽はすでに20曲(約102メガ)分を入れたが、音は息子のpreminiUよりもはるかにいい(iPodよりもいいかもしれない)。電池の持ちも悪くはなさそうだ。メモ機能などの充実ぶりは、携帯電話の比ではないし、文字入力は手書き入力も、ソフトキーボードも備えているから、携帯よりははるかに入力しやすい。Word、Excel、PowerPoint、PDFファイル、HTML、JPEG、JIF、BMPファイルまですべて読むことが出来るし、それらのメールの添付ファイルも自由に開くことが出来る。

これらの使用具合は、機会があれば後日報告したい。これでも世界一早い、詳しい使用報告だと思うが。


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