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1018 2/27(日)
19:10:22
 『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』は、久しぶりに面白かった。  メール転送 芦田宏直  6142 

 
久しぶりに面白い映画だった。『ザ・ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(http://www.uipjapan.com/davidgale/top.htm)。70点くらいの監督アランパーカーが、80点の映画を作った(実際には2003年7月13日が公開日。私はレンタルDVDで見ているので約2年遅れているが)。

この映画は、死刑制度の是非を扱った映画のように考えられているが(http://movie.www.infoseek.co.jp/interview/lodg/)、そうではない。むしろタイトル通り、デビッドゲイルという男の“人生”そのものを描いている。でも“人生もの”ではなく、映画らしい息もつかせぬ展開で一気に131分。あっという間の131分だ。中身について書きたくて書きたくてしようがないが、これから見る人のためには書けない。家族から疎外された悲しい男と悲しい女の物語だ。こんなに重い内容をこんなにもスピード感のあるストリー(トイレに行く暇もない、午後ティーを飲む暇もない、ポテトチップを食べる気もしない)で見せるというのが凄い。是非見てください。

ケビンスペイシーは私の好きな俳優。この人の冷めた目の演技は今回もサイコーだ。『交渉人』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HC50/250-1367525-9237029)でのサミュエル・L・ジャクソンとのこの目の演技は忘れられないし、『アメリカンビューティ』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005USPT/qid=1109497219/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-1367525-9237029)でのとぼけているのか、真剣なのかわからない中産階級のアメリカ人の表情は彼なしでは不可能だった。どちらも(今回の『ザ・ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』も)真意を測りがたい人物の表情を演技させるときにはこの人に限る。『交渉人』は私のベスト3の映画の一つだが、『ザ・ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』もまたベスト5の映画の一つだ。『交渉人』は痛快きわまる映画だったが、『ザ・ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』は面白い映画なのに、気持ちが暗くなるまさに“人生”の映画だった。


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