by 独断と偏見(2009-08-30 06:43:43)
>三流の大学
この言葉には、*注釈が必要ですよ。
偏差値の低い学部に入学しても、卒業時に(自分が、)興味のある学問を修得していれば、自己満足できます。
就職には不利でも、(予備校の偏差値)なんてナンセンス。
専門学校でも、理容・美容師等の資格を取得すれば、食べていけます。
むしろ、学校経営者が不当に高い授業料を取っていることに問題があるのです。
大学校とか、大学院大学とか紛らわしい名前こそ世間は誤解しますね。
by ashida(2009-08-30 11:43:02)
>偏差値の低い学部に入学しても、卒業時に(自分が、)興味のある学問を修得していれば、自己満足できます。
これは、同じく偏差値50以下の学生を受け入れざるを得ない専門学校と違って、大学の場合にはたとえ「三流」であっても、教員は二流以上の者が存在しているという意味ではそうです。
特に大学院が充実している早稲田や慶應の教授達よりも、その周辺の東京の私立大学の方にむしろ優秀な研究者がいるというのはよくあることです。彼らは「教授」になった途端、勉強しなくなるということはないからです。
しかし、問題は、そういった「二流以上」という見分けが付かない学生が入学してくるというのが「三流」ということの意味だということです。それが「大学全入時代」の大学改革の「問題」です。
「卒業時に(自分が、)興味のある学問を修得していれば」というあなたの仮定法は、一番肝心な問題を回避しているということです。
>専門学校でも、理容・美容師等の資格を取得すれば、食べていけます。
これもウソです。専門学校資格などいくつ持っていても「食べていけません」。「理容・美容師」業界で「食べて」いるのは、才能のある個人であって、資格の力ではありません。
専門学校は資格教育はできても、「食べて」いける教育は出来ていません。「理容・美容師」業界自体は起業する以外には食べていけない業界です。
もちろん起業はリスクを背負う。しかし起業する以外に年収300万円を(いくつになっても)超えることができない。「資格」教育と「起業」とは教育的に何の関係もありません。個人的な能力にはるかに依存している。食べていけない場合の方がはるかに多い。
たぶん、理容・美容の分野で「食べていけ」ている人たちは、専門学校の教育や「資格」によって「食べていけ」ているのではない。そんな人たちは、別の分野に進んでいたとしても、充分に「食べていけ」ている人たちです。
「独断と偏見」は捨てた方がいいと思います(苦笑)。
by 四大学連合(2009-08-30 19:08:48)
>「独断と偏見」ではありません。
東大・早稲田・慶應は、“日本の大学の象徴”にすぎません。
ご存じのとおり「四大学連合」は、単科大学にはない講座をお互いに補完するべく一流国立大学が連合しました。
医学部だって、東京慈恵会医科大学や東京女子医科大学等は、私立とはいえ優秀な教授と使命感をもった医学生が、患者のために日夜、研究・治療に専念しているから存在価値があるのです。
by ashida(2009-08-30 19:45:01)
私の「返信」をまともに読んでいませんね。議論が全くかみ合っていません。そんなことでは偏差値50以下の学生に対応できないですよ(苦笑)。
ついでに言っておきますが、大学の医学部は職業教育を行っているところです。言わば高級な専門学校と言っていい。日本の大学の出自は職業教育的なところがありますが、東大、早稲田、慶應に「象徴」される大学的な大学と医学部を同類に扱うわけにはいきません。
by さかひと(2009-09-03 14:23:41)
専修学校の「技能」教育問題(=技能実習しかできない教員問題)。
さらに言えば、技能実習すらできない教員が専門学校には多いように思われます。
学校を卒業し、ほんの少し社会に触れ、プロを自称し教員・講師として母校に戻ってくるもののなんと多いことでしょう。
ひどい場合には、学校を卒業してすぐに教員となるものもいます。
ありとあらゆる情報を得ることのできる現代では、勉強をしない教員の授業・実習程薄っぺらに感じるものはありません。
今の高校生は決して馬鹿ではありませんから、体験入学、オープンキャンパスでそれを察知し、専門学校への進学をやめる者が多いのでしょう。
そしてたとえ入学したとしても、つまらない授業に疲れ、出席率は下がり、退学率は上がるのでしょう。
教員の能力は授業・実習の能力だけが重要などと言う気はありませんし、人間的にはとてもすばらしい、「いい先生」も多くいらっしゃいます。
しかし「いい先生」の意味を間違え続けてきたのが、専門学校の衰退の原因のひとつではないでしょうか。