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自民党、細田幹事長・菅選対副委員長のどこがおかしい― 与謝野、石破、鳩山弟達の方がはるかにおかしいだろう。(2009-07-18 04:05:15)へのコメント


by ぼにょ(2009-07-18 12:45:27)

サラリーマンになって6年。

自分の日頃の不満は「忠誠心」について全くわかっていないことからきている身勝手な思い込みからだとわかりました。


by 匿名(2009-07-18 21:37:33)

政治を志している者ですが、大変参考になりました。一つ質問させて下さい。austragenって、何語ですか。英語辞書には載っていません。


by ashida(2009-07-18 21:58:36)

austragenは、ドイツ語の動詞です、「アオストラーゲン」と読みます。

通常は、配達する、臨月まで懐胎する(持ちこたえる)、耐える、決着を付ける、調停するなどの意味があります。

ausは、接頭辞で英語で言えば、out。tragenは、英語ではcarryですから、aus-tragenは、「外へ運び出す」という意味です。

私は、この言葉をハイデガーの『同一性と差異』(1957)から学びました。何年読み続けてもわからない言葉だったのですが、30代半ばにやっと少しわかるようになりました。

この言葉は、ヘーゲルの否定性(否定性を通じた存在と思惟との同一性)に対して用いられています。

ハイデガーは「存在のAustrag(austragenの名詞形)」と言います。日本語訳の翻訳者・大江精志?は、これを「定まり」と訳していますが、ちょっと違います。

このAustragは、存在が存在と存在者との差異(存在論的差異)に「耐えている」ということを意味しています。一言で言えば、「存在の耐忍」(あるいは「存在の外運」(私の訳語)です。

差異をヘーゲルのように否定的に解消するのではなくて、差異を受け止め、忍んでいるということです。

私には、与謝野、中川、鳩山弟などがヘーゲルのように見え(こんな類比はヘーゲルに怒られますが)、細田や菅が「存在の耐忍」に見えたのです(これもハイデガーにもっと怒られそうですが)。

こんな類比を持ち出す必要もなく、austragenは、普通の意味で、この状況に馴染んでいます。大江精志?では、この状況はわかりません。


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