by ピンク豚(2008-11-07 05:51:47)
私は5月に発祥し8月末より 身体障害者になりました。
病気になっただけでは足りなく身体障害者にもなるのは とても悲しい事ですし、きっと芦田さんが反対になってたら 生きる意味をずっと探す事しか出来ないと思います。
他人の事なのにすいません。
今現在 私は家事などゆっくり出来ます。
もし再発して自分の事も出来なくなったら 生きる意味が無く殺して下さいと叫びたくなると思います。
病気の前は奥さんがあなたに同じ事思ってたのかもしれないですよ!
夕飯作っても帰ってこないとか色々積もってストレスでこの病気になったかも。
私自身 主人と結婚しなければ多発性硬化症になってないと心の奥にあります。今、思うと独身でもいい。
この病気にならなければ、そのくらい嫌な病気です。お互い様と思えないでしょうか?
by ashida(2008-11-07 09:03:55)
何を言ってるんですか。私もそう思っていますよ。家内が元気な頃「おーい、おーい」と呼んでいたのは私自身だし、ダイニングテーブルにすわったまま、「お箸ないぞ」と言っていたのも私。普通の家庭なら、ご主人はみんな「身体障害者」のようなものでしょ(苦笑)。なるほどね、と思っていますよ。そのときも、家内は「じぶんでやってよ」と腹を立てていたのを思い出すわけです。入れ替わっているわけです。
だから、「身体障害者」というのは特に取りたててさわぐほどの事もない日常時なのです。みんな病気でなくても「身体障害者」になるのですから。
あるいは私の家内は自分の死後の夫の生活の様子を(生きている内に)見ているようなものでしょ。私自身は私の老化の進行を家内の姿に見ているわけでしょ。
私も家内も普通の夫婦に比べれば2倍人生を楽しんでいるわけですよ。これは核家族化した現代においては貴重な経験です。
だから「お互い様」でしょ。
それでいいではないですか。私はお互い様、と思っているから腹を立てているわけです。でもあなたこそ「お互い様」と言いながら、「心の奥底」では病気をご主人のせいにしているではないですか。私は自分が家内の食事を作ることを家内の所為になんかしていませんよ。恨んでもいない。やりはじめたら実際楽しいこともたくさんあります。だからといって「箸がない!」ことを許せはしない。そういう話ですよ。
私が「心の奥底」で家内に思っていることは、「箸がない!」とか「タックルしてやるぞ」という程度のことです。それ以外には何も思わない。あなたの「心の奥底」よりはるかに健全です。
あなたが自分のことを不幸だと思っているとご主人も不幸だと思いますよ。たぶんそれはご主人が不幸と思っていることと裏返しの関係であって、あなただけの所為ではないと思いますが。
まだ発症して数ヶ月のことですから、受け入れるのに大変だと思いますが、そんなことは「病気」でなくても色々と誰にでもあることです。自分だけが不幸、と思わない方がいい。私は腹は立ちますが、不幸とは思わないし、「嫌」とも思わない。
by 初心者(2008-11-07 11:51:58)
「お父さんは、今、いませーん。」で、職場にも関わらず笑ってしまいました。私も言ってみたい!
ちなみに家では電話の内線で呼び出されますので聞こえないフリが出来ません^^;
さあ食べようという時に忘れ物が発覚したり、時間によって食べられるものと食べられないものがある主人の(病気のせいかその時々で気持ちがコロコロ変わります)「これは食べられない。他におかずない?」の一言で自分の食事途中で他のおかずをつくる羽目になったり・・・。
私の分を減らして主人に多めに入れても残す事も多いですし。
「そう、そう!」と思いながら楽しく読ませて頂きました。
私も普通の夫婦の2倍人生を楽しめてるかも^^
今日は奥様の通院の日なのですね。病院まで車に乗って行くのは疲れて大変だと思います。帰宅されたらゆっくり休んで下さい。
by 墓堀人(2008-11-07 13:56:11)
「私はお互い様、と思っているから腹を立てているわけです。(途中省略)だからといって「箸がない!」ことを許せはしない。そういう話ですよ。」
「私が「心の奥底」で家内に思っていることは、「箸がない!」とか「タックルしてやるぞ」という程度のことです。それ以外には何も思わない。あなたの「心の奥底」よりはるかに健全です。」
芦田様の心情がよく分かりません。「お互い様」というのは、お互いに面倒を掛け合う可能性があるのだから(時間差はあったとしても)、腹を立てたりせずに目をつむりましょう、ということではないのでしょうか。
感想欄にある「主人と結婚しなければ多発性硬化症になってないと心の奥にあります」というのは、たしかに「お互い様」からはほど遠いと思いますが、芦田様の怒りも一般的な「お互い様」の精神(お互いの粗相や迷惑を許し合う精神)とは違うように思います。
ただ、芦田様夫妻の関係が(これは他人には絶対分からない)、怒り合う、腹立て合うという「お互い様」の関係だというならば、論理的には「お互い様」の関係と言えなくもないかもしれません。
それならば、(第三者には量りかねますが)きっと奥様も納得されていることでしょう。
by ashida(2008-11-08 03:47:08)
いやー、みなさん、家族のことを書くのは難しいですね。私は何重にもレトリックを駆使しているつもりですが、私の現在の文体ではこなしきれない、というのを痛感しています。
江藤淳も慶子夫人について書くときは悲惨な文体だったし、島尾敏雄の『死の棘』も決して成功したとは思えない。
私は、私的なことを上手に処理した唯一の文体の持ち主は太宰治だと思いますが、そこまで行くにはまだまだ修行が足りません。もう一度出直したいと思います(苦笑)。