by 大田(2008-09-04 11:24:51)
私はビジネスマンですが、ある機会に大学生に連続シリーズで講座を持ったことを思い出しました。
そこで感じたことは、「講義って大変だなあ」「ディスカッションは楽だし盛り上がるなあ」ということでした。後ろめたさを感じて、自分には教員は無理だと痛感しました。
でもビジネスも同じかもしれません。ブレストは楽ですが、目標を具体化して心から理解させるのはすごく難しい。
by ashida(2008-09-06 00:19:27)
そうですね。
大田さんの判断は正しいと思います。職業人大学院などを初めとして、最近の大学、大学院などでは、実務家講師が増えていますが、大概の場合は失敗しています。
その原因は二つあります。
1)知っていることと教えることとの間には千里の径庭があるということ。
2)実務家の知識はえてして経験的(断片的)なものが多く、カリキュラムや体系的な教育に馴染みづらいということ。極端に言えば、講義を始めて2,3ヶ月経つと、その後は自慢話ばかりが目立ち、数週間で学生に飽きられるということ。
以上であるが故に、実務家教員はレポートや明確な目標のない質問・討論・発表授業に走りがちなのです。困ったものです(苦笑)。
by ごっち(2009-02-07 00:02:31)
非常勤で大学生に情報関連の講義をしているものです。
芦田先生が仰っている学生評価法を転換すること、教員側の姿勢という点はなるほどと思いました。
ちなみに芦田先生は具体例として、試験やレポート、ディスカッション(これは自分も苦笑して観ましたが)以外に、或いはそれらをどのように捉えなおす評価方法を考えられますか?
抽象論ではないお考えを聞かせていただければ嬉しいのですが・・
by ashida(2009-02-07 00:32:54)
「抽象論ではないお考え」はすでに何年も前に以下の論考にまとめてあります→ http://www.ashida.info/blog/2004/06/hamaenco_4_53.html
by KY(2009-08-01 22:54:01)
かなり前のブログ記事のようですので、問題のクローズアップ現代は記憶にありませんが・・・。
たぶん、問題は剽窃ということではないかと思います。
研究者の論文は出典を明記しますが、学生のコピペはまるで自分の意見のように書いてしまうところが問題なのではないでしょうか。
アメリカでも金沢工大の先生と同様のシステムが開発されています。やはり剽窃が多いためだろうと思います。
アメリカでは大学の講義の初年次教育として、まず剽窃について厳しく指導されます。にもかかわらず、コピペする学生が多いのが現実のようです。
(貴ブログを最近見付けました。教育に興味を持つ主婦です)