小山龍介さん(ビジネスクリエーター)・祝スピーチ_2013年8月7日出版記念パーティー(於・日本外国特派員協会) 2013年08月10日
●小山龍介さん(ビジネスクリエーター)の祝スピーチ
http://www.ustream.tv/recorded/36969901/highlight/395055
●(小山龍介さんの会場での紹介)
小山龍介さんは、多くのビジネス創造論、思考発想論関連の著書がある売れっ子の活動家。東日本復興の事業にも精力的に関わっておられますが、ビジネスノウハウ論の大嫌いな芦田宏直氏と小山さんがなぜ仲がいいかと言うと、小山さんは、京都大学哲学科で美学を専攻された哲学徒。芦田さんのターミノロジーが耳に馴染みやすいとのこと。では、小山龍介(こやまりゅうすけ)さん、祝スピーチをよろしくお願いします。
ただいまご紹介にあずかりました小山と申します。芦田先生、このたびは本当におめでとうございます。
芦田先生との出会いは、やはりツイッターでした。私の場合は喧嘩ではなく、さきほど挨拶されたウジトモコさんが、芦田先生の哲学の授業を受けているということをつぶやいているのをキャッチして、これはすごい!とほめたところから始まったんです。だから罵倒はされずにすみました(笑)。
そのあと、芦田先生の忘年会には必ず出席をするという個人的なルールを決めていまして、去年は忘年会がなくなりそうだったところを、私が「ぜひやってほしい」と言ったら、「小山さんがいうなら」とおっしゃっていただいて、開催が決まりました。そういうふうに、芦田先生にも影響を与えられる存在になったんだ(笑)と感慨深いものがありました。
とはいえ、今日も実はこんなやりとりがありました。芦田先生から事前に本の内容をいただいていたんですけれども、時間がなくて読み切ることができず、ツイッターで冗談半分に「今日は読んでいないし、欠席かなあ」とつぶやいたんですね。そしたら「ざけんな!」の四文字をいただきました(笑)。
今日、会場にはいろんなお花が届き、挨拶されている方を見ていると、芦田先生はそうとう偉い方なんだろうなあと客観的に思うんですね。でも、「ざけんな!」とつぶやくところからは、そんな偉さをまったく感じないんです(会場、芦田笑)。ここがまさに芦田先生の微分論です。自ら微分をされていて、偉くならない。そして、その微分されたあとにも残る強度。それが芦田先生の魅力だと改めて感じながら、「ざけんな!」の四文字を堪能していました。
ひとつ芦田先生に御礼を申し上げたいことがあります。私の会社でインターンを募集したところ、コミュニケーション力もあり、努力もでき、創造性もある、ハイパーメリトクラシーの高い(笑)学生がやってきたんです。どうしてうちの会社を知ったの?と聞いたら、芦田先生と私がやりとりをしているのを見て興味をもったというんですね。ハイパーメリトクラシーにアンチを唱える芦田先生を経由して、むしろそうした学生が集まってくるという、まさに「芦田宏直現象」が私の周りには巻き起こっています。
今回のこの本が、芦田現象の広がっていく契機になればと思っていまして、これからみなさん、ぜひいろいろなところで広めていっていただけたらとうれしいです。私自身、哲学科出身ということで肩身の狭い思いもしているなかで、芦田先生が活躍されることで、哲学の重要性が再認識されて行くといいなと思っています。
ということで、おめでとうございますということに加えて、このようなすばらしい本を、ありがとうございました、と芦田先生には感謝の気持をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。(2013年8月7日)
※当日の記念パーティー全体の様子のまとめはここにあります→http://togetter.com/li/545497
(Version 3.0)
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