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 補論:女性とは何か ― 異性とは何か(私の女性学試論) 2010年10月13日

私の女性学(http://www.ashida.info/blog/2010/10/post_397.html#more)に女性からメール反応がありました。少し長いメールですが、わかりやすく修正して公開します。不毛な反応が多い中、私も勉強になりました。

1) 芦田さんの指摘した、女性が主体的に選べないから、“応募者”という限られた枠の中の男性から選ぶしかないということを、認めたくない女性が多い。女性の反発が多いのはそこ。

2)恋愛至上主義、一億総恋愛病で、「好きな人と一緒になる」のが「最高の幸せで、そうでなければならない」と植えつけられているから、「自分の思うようにいかないことがある」こと自体が、この芦田さんの「偶然」恋愛論に対する女性たちのヒステリー反応の原因。

3)中学で家庭科を男女共修にした世代(今からほぼ30年前)を境に、このヒステリー反応の強度についてははっきりと意識の違いがあると思う。

4)「女性が男性を口説き落とす」ってめったに存在しないということは芦田女性学の指摘の通り自明。大概の女性であれば、みんな感じているはず。男性を口説いてもせいぜい遊ばれるだけと。偶然、男性も好きだったなんて滅多にない。

5)芦田さんの女性学は女性を尊敬しているところが女性に対する抑圧になっているが(そう感じる女性がいるのはよくわかる)、これを男性が批判する場合は男性も旧来の男性らしさが要求されて負担ということにすぎない。男性が処女性を大切にしてあげたら安易に手を出せませんしね。所詮、遊べないというだけのこと。男女平等はずるい男にも都合がいい。全て自己責任ということになるから。

最後に)結局、多くの現代女性は、男性が楽したいから「男女平等」を唱えていることに気付かない。ジェンダー文化論(否定)派もそう。芦田さんの女性学はそのことに対するアンチテーゼには充分なっている。私たち女性は平等論やn個の自由論にこそ注意すべき。→「にほんブログ村」

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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感想欄

芦田さん

毎回更新を楽しみにしております。
最近ブログの更新が少なくて残念です。

お忙しいとは思いますが、skypeではなく、長編ものを書いて頂きたいです!

『芦田の毎日』中毒に陥っている為、最近は禁断症状が出始めてます。

宜しくお願いします!!

投稿者 学生(20) : 2010年10月22日 10:53

「なんとなく思ってた」事が分かり易く書いてあって面白かったです。

男女平等の条件下で不幸になる女性の声は小さいような気がしますね。

ただ、こういった発言をすると風当たり強そう。

個人的にはもっとジェンダーフリーの男女平等が強くなって楽してる男性が増えて「大多数の女性が自身でその事に気づく」まで分かり易い状況になった方が良いかな、と思います。

投稿者 35歳既婚者男性 : 2011年06月06日 07:14
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