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 【PDFファイル版】「高等教育」における「新しい」学校種とは何か ― 「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」(中教審「キャリア教育・職業教育特別部会」経過 2009年10月16日

5回に渡って連載していた「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」(中教審「キャリア教育・職業教育特別部会」)には何が書かれているのか(何が書かれていないのか)?に見出しを付けて少しばかりの修正を施してまとめてみました(お前の記事には目次がないから読みづらいと多方面からケチを付けられてしまいました)。まだ予定の3分の2程度ですが、ひとまず1本にして再録しておきます。PDFファイル化してあります。ここまでで約29000文字あります。

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※この報告書が高等教育における「新しい」学校種の制度設計の鍵を握っている。

●PDFリーダーがある方はこちら(これが一番きれいに読め、印刷するのにも適しています)→
http://dl.dropbox.com/u/1047853/ver05%E3%80%8C%E9%AB%98%E7%AD%89%E6%95%99%E8%82%B2%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%8C%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%80%8D%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%A8%AE%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B.pdf →「にほんブログ村」

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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感想欄

記事を読ませていただいて、今まで、大学進学率増加を、少子化という物理要因の単純な帰結と考えていましたが、80年代後半の「個性重視の原則」に端を発する大学の「軟化路線」および91年の「大綱化」の成果?でもあり、教育行政の先導によるところが少なからずあることと分かりました。

さらに、その結果が教養主義の崩壊→従来の終身雇用型の「入口」接続(特に大学型)の人材教育の崩壊を招いたとすれば、教育行政の責任は重大なものではないでしょうか。

しかも、今度はその解決策として、だから"キャリア教育"が必要だとなると、すべては教育行政(文部科学省)の自作自演のようにさえ思えてきます。

しかし、「ポスト近代社会」の教育-社会問題は、本当に文部科学省の言う"キャリア教育"構想とその実践である"別の学校"で解決するのでしょうか。

この先の議論の展開が楽しみです。

投稿者 ある受験生 : 2009年10月17日 08:26

それともうひとつ。

偏差値ヒエラルキーという他者を失い、「個性重視」という名の自己肯定教育しか受けられない現在の若者たちを、果たして、文科省の言うところの"キャリア教育"によって、「社会的・職業的に自立」させることは可能なのでしょうか。

今後の議論が楽しみです。

投稿者 ある受験生 : 2009年10月17日 09:22

ある受験生さんへ。

キャリア支援の現場で働く者です。
私の仕事は、文科省の動向を無視して仕事は成り立たないんだけどね。

でもはっきり言って、文科省がいうところのキャリア教育なんてぜんぜんあてにしていないよ。

キャリア教育の核心は、「人間の成長可能性に信を置き、己と向き合い成長する過程に寄り添って、支援すること」だと思っている。

政策がどうなろうと、若者たちとちゃんと向き合って真っ向勝負の姿勢で仕事をしている人間が、この国には結構居ると思うんだ。

政策は政策でちゃんとやってちょうだい。こちらは政策を待っていられないので(政策のせいにしてサボるわけに行かないので)現場で、イノベーションでも高度化でも、とっとと進めます。というスタンスです。

投稿者 p_muto : 2010年03月14日 21:42
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