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 【第二版】初秋にふさわしい音楽(さかいゆうと熊木杏里)とビデオボードの話 ― PCが連休を前にして動かなくなってしまった。 2009年10月10日

前々回の記事で(http://www.ashida.info/blog/2009/10/post_381.html#more)、古い歌ばかり紹介したので、「最近の歌でオススメは?」と聞かれてしまいました。

2日前に知った歌で「さかいゆう」という人の「ストーリー」という歌はどうでしょうか。心に全く残らないくらいに格好いい歌です。「格好いい(スマート)」というのは考えもので、学生募集用の学校案内パンフレットで、格好いいパンフレットを作ったりしますが、その種の格好良さで人が集まることなどほとんどありません。心に残ることとスマートさとは何の関係もないのです。心に残るとは一つの抵抗だからでしょう。難しいものです。

このビデオ、登場してくる女性が歌のイメージと違いますよねぇ。多部未華子(http://www.tabemikako.com/)あたりがいいと思いますよ。

でもこの「さかいゆう」という人は最悪の顔と最悪のメタボボディ(苦笑)。たぶん、この人のスマートさ(曲もピアノタッチもスマート)は、この自分の顔とメタボボディとの「抵抗」から生まれたものだと思います。カメラが正面からの顔を映さないないのも「抵抗」。それが心に残ります(苦笑)。初期の岡本真夜のビデオで彼女の顔にずっとぼかしが入っていたのを思い出します。でも彼女もテレビに出られるようにもなりました。さかい君、頑張って下さい。応援します。

もう一つの曲は熊木杏里の「祈り」。彼女の曲の中では、私はこの「祈り」が一番いいと思う。

初秋の3日間連休。この対照的な2曲をゆっくりとお楽しみ下さい。

私は、昨日夜の9:30から早朝の4:00まで、かつての同僚芦澤先生を自宅に招いてPCビデオボードの導入で、奮闘しつつづけていました。

24インチWUXGA(1920×1200)の大画面・高解像度モニタを買ったついでに、もっと文字を高精細で見てみたいという「欲望」が高まり、ビデオボードに走ってしまいました。

通常、ビデオボードは3Dゲーマーたちの独壇場ですが、私の希望はひたすら〈文字〉を美しく見たいという素朴なものです、が、文字をきれいに出すというのも、パソコンでは結構難しいことなのです。

ビデオボードと言えば、matrox(http://www.matrox.com/video/jp/home/)社のものが有名ですが、最近はオタッキーな製品開発に入り込んでいて、コンシューマー向きなものが少なくなってきています(要するに無駄な機能が増えたり、無駄に高機能になって高くなっている)。

matroxに手を出すと、モニタより高くなるというのが今日の状況。そこで芦澤先生に頼んで(撰んでもらって)、さして高級でもないSAPPHIREのHD4650(http://www.sapphiretech.jp/products/hd-4600-pcie/sapphire-hd-4650-512mb-gddr3-pcie.html)を買ってきてもらってとりあえず装着しました。

ところが、これが動かない。Windows画面は立ち上がるのですが、パスワードの画面に移らない。でもHDDはアクセスしっぱなし。私はRAIDでミラーリングしているので、その書き直しかな、と2人で夜の11時から深夜の2時まで待ち続けたが、それでも画面はまっ暗。

「Ctrl+Alt+Del」も効かない。「芦田さん、色々、パソコンに負荷かけることやっているから、いつもうまくいかないですねぇ」なんていったあげく、「リセットしましょうか」と芦澤先生。「仕方ないな」。ここからセーフティモードを立ち上げ直したが、なかなか理由がわからない。

昔懐かしいMS-DOS画面のような素朴な文字が並ぶ。芦澤先生は「ウーム」とうなりながら勝手になんかやってる。そこで20分くらいして一言(私はその間、昨年の紅白歌合戦http://www.ashida.info/blog/2008/12/59nhk2008.htmlをゆっくり見直して今年の紅白に備えていた)。

「でもセーフティモードが立ち上がったということは、ハードウエアの障害じゃない。RAIDの障害でもない。何かのドライバが障害。ビデオボードをさして動かなくなったのだから、芦田さん、何かビデオ系のドライバ後から入れてませんか」と芦澤先生。「入れてるよ。このサブモニタ」と私は例のサブモニタ(http://www.ashida.info/blog/2009/06/post_356.html)を指さした。

「たぶん、これですよ、アンストールしますよ」と芦澤先生。「ということは使えなくなるということか」。「そうですよ。でも24インチWUXGAのモニタ買って、サブディスプレイはもう要らないでしょ」「そうでもないけどなぁ」「贅沢ですよ。文字がきれいに出た方がいいでしょ」「仕方ないな」

そこで、そのドライバをアンインストールして、立ち上げしなおし。緊張の瞬間だったが、そこで芦澤先生に質問。「これで直る可能性は?」「70%ですね」「内の嫁さんの病気http://www.ashida.info/blog/cat8/が治る可能性よりも高いなぁ」「そんなこと言いますか」ってな具合で、もう時間は深夜3時を過ぎていた。

そこで1,2分。こういったとき、HDDアクセスランプの動きは何とも言えない緊張感がある。

そしたら、長い時間見てなかった「パスワード」入力画面が立ち上がった。「やったぁ」と2人で歓喜の瞬間。抱き合うまではしなかったが、やっとSAPPHIREのHD4650のデジタルアウト画像が目の前に広がった。「やっぱり専用ビデオボードの文字はきれいだねぇ」と私。

「やっぱりきれいですか。このボード、ヨドバシとビックカメラ、2回ほど往復して悩み抜いたあげく買ったんですよ。消費電力も考えて30W以下ですし」「そうそう、私が待ちくたびれて、『いまどこ?』と携帯メールを打ったら、あなたの返信メール『ビクカメラ』となっていて『ッ』が抜けていたよ(笑)」

こういうくだらない話はパソコンが動いたときには美しい話に変身する。

「電源が足りなくて動かない場合もあるんですよ。だから消費電力も少ないものを撰んだんですけど」。

「そうか。だってこんな安物だって、ボードにファンが付いていたものね。大変だね、ビデオボード一つ装着するのも」

「いや、普通は動くんですよ。芦田さんのパソコンの使い方がおかしい」。

そこで余ったモニタを芦澤先生にプレゼントして。やっと今夜(もう朝だが)はおひらき。国立(くにたち)の芦澤宅へ早朝のドライブ(片道約15キロ)。送っていきました。

でもやっぱりデジタル出力の専用ビデオボードはきれいですね。視野角さえも幾分広がったように見えます。たぶんコントラストが効いているのでしょう。一晩かかった甲斐があります。

DSCF0962.JPG
※どこまでわかるかわからないが、これがSAPPHIREのHD4650のDVI出力画像(1920×1200)。モニタのHYUNDAI W240Dが25000円、このビデオボードがヨドバシで8000円だから、足して33000円のWUXGAのDVI入出力画像です。

芦澤先生、ありがとうございました。芦澤先生は今日土曜日は朝7時過ぎから家族サービスのピクニックが入っていましたが、今(土曜日の14:30)電話したら眠たそうでした(苦笑)。→「にほんブログ村」

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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感想欄

これ聞いてみてもらえませんか?

芦田先生的にはどうなのか聞いてみたくて
http://www.youtube.com/watch?v=5s-NYFgF_Tg&feature=related

May’nという歌手の歌です

投稿者 ちょっとちょっと : 2009年10月11日 11:04

懐かしいですね、芦澤先生。

ICA時代、Accessをメインに講座展開されていた頃にお世話になっていました。

おかげでAccessを取っ掛かりに、システム開発業界に入ることができました。

容赦ないダメ出し(笑)がその後役に立っています。

この場を借りて、御礼申し上げます。


紅白の話題もでたので。

> なんだか、メニューにない歌が聞こえてきた。『島唄』。ブラジルサンパウロ関連だろうが意味不明。

> やけに美声の女性ボーカルが気にかかった。男性ボーカルは歌うときに顔の表情を変えすぎ。
> でも変わった編成のグループだった。番外だが70点弱というところか。

この「美声の女性ボーカリスト」のアルバムが7月に発売になっています。

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E4%B8%8B%E7%BE%8E%E4%BA%BA-%E5%A4%A7%E5%9F%8E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/dp/B0027ZXZAI/

リンク先で視聴できるので、聴いてみてはいかがでしょう?

ちなみに、なぜ意味不明な状態になったのかは、↓を見ればわかります。

『足跡のない道』じゃなくて、何のための「100周年記念企画」なの?NHKさん!?

http://fortaleza-08.iza.ne.jp/blog/entry/821659/


投稿者 きゅう : 2009年10月12日 01:59

>「ん」さん

熊木は、実際に会うと付き合いにくそうですねぇ(苦笑)。鬼束ちひろのような精神的な病がありそうです。こんな歌は歌い方も含めて病気でないと歌えません。それが熊木の特長でしょう。

>「ちょっとちょっと」さん

May’nは、このくらいであれば、浜崎あゆみで充分という感じでしょうか。「気持ちを込めて歌う」ということをなぜか勘違いしているような気がします。稲垣潤一みたいな歌い方でも気持ちが伝わるのはなぜかということをよくよく考えるべきだと思います。

投稿者 ashida : 2009年10月12日 20:28
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