iPhone 3GSの電池の持ちは良くなったと言うためには注釈が必要(そんな意味では高性能エンジンの燃費も悪くはない)。 2009年06月30日
今日は、初めて一日中外出してiPhone 3GSを使ってみた。正確には10:00に家を出て23:00にホテルに「帰宅」。途中、電車とリムジンバスの中で一時間音楽を聴き、飛行機の中でiPhone の「機内モード」をonにして1時間音楽を聴き続ける。飛行機の中ではボリュームは電車の中の約2倍。それ以外には、電話が5分。ブラウジングは何回何分やったか正確にはわからない。
この状態で「帰宅」時の23:00には、ほとんど電池が無くなっていた。こんなことは初めて。電池は思ったほど持たないよ、と思ったが、じっくり考えてみると、別の原因が見えてきた。
要するにブラウジングのスピードがWi-Fi環境のみならず「3G」でも圧倒的に速いため、ブラウジング回数が無駄に多くなるのだ。快適さが利用回数を増やし、結果的に電池の持ちは「悪くなる」。
1分でせいぜい3つくらいのサイトしか見る気が起こらない読み込み速度が、5サイト、6サイト平気だということになれば、どんなに電池の持ちがよくても、すぐに電池は消耗してしまう。
ちょうど、フェラーリ、ポルシェ、ALPINAなどの高性能エンジンが燃焼効率が良い=楽々とエンジンが高回転まで回るため、かえって無駄に回転数を上げてしまう、結果的に燃費は「悪くなる」というように。どの車も2速で走り続けたくなるほどよく回る。だから「燃費が悪い」。
「不幸中の幸い」という言葉があるが、この場合、iPhone 3GSの電池の持ちは、「幸い中の不幸」ということか。iPhone 3GSはスポーツカーなのだ。悩ましい限りだ。
もちろん、したがってiPhone 3Gと同じ回数ブラウジングする限り電池の持ちは50%前後改善しているのだろうが、そんな状況は実際にはないだろう。「快適」ということは「過剰」ということに限りなく近いのだから。→にほんブログ村
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