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 【第2版】そしてノートパソコンを買うことにした ― VAIOのType TのSSD258GB RAIDゼロ構成は魅力的だ。 2009年03月05日

4年ぶりにノートパソコンを買った(予約した)。VAIOのType T。ノートパソコンを買うのは、2005年のレッツノートR3以来だ。

VAIO_typeT_big.jpg

R3は今でも充分に動くが、最近の飛行機やホテル利用の頻度が上がってくるとA5サイズパソコンはさすがに辛い。4月以降は出張頻度がもっと上がってくるから、もはやR3では限界。

かといって、最近の10万円以下のネットパソコン(http://www.watch.impress.co.jp/headline/extra/2008/netbook-umpc/)では非力すぎる。解像度も1024×600ではつらいし、1GBどまりのメモリもつらい。

ネットパソコンを買うくらいなら、今のレッツノートR3の方がはるかにまし、そんな感じでいた。

そこで出てきたのが、SONYのType P(http://www.vaio.sony.co.jp/Products/P1/)。これはネットPCよりは、大きさ(カタチ)と軽さが魅力的だが、非力さでは余り変わらない。何よりも許せないのが、外部モニタとの接続端子が本体に内蔵されていないことだ。パワポのプレゼンのために持ち歩くような私の利用法では、最悪の仕様だ。

かといってType Pの大きさは、完全にモバイルと言うわけにもいかない。この大きさのものを持ち歩くのなら、レッツノートR3の方がはるかに持ち歩きやすい。

R3は横の長さがType Pよりも2センチも短い。R3は22.5センチ、Type Pは24.5センチ。この2センチの違いは大きい。R3はどんなカバンにでも縦に入るが、Type Pを縦に入れるのは勇気がいる。結局Type Pはデザインの小ささであって、本来の持ち歩きのための小ささではない。

たしかに、2センチ伸びた分のキー入力の快適さは大きいが、それにしては(つまり入力を本格化した割には)、モニタが小さすぎる(解像度は高いが)。Type Pはあらゆる面で「帯に短し、たすきに長し」というパソコンなのだ。

レッツノートのRシリーズが現在のところ唯一のモバイルパソコンだと思う。私は散髪屋(http://www.ashida.info/blog/2005/11/post_21.html)に行くにも持ち歩いている(苦笑)。富士通のLOOX U(http://www.fmworld.net/fmv/pcpm0812/biblo_loox/lu/index.html?fmwfrom=fmv_serieslist)も魅力的だが、TYPE Pと同様、外部モニタ端子は内蔵ではない(ここはモバイルパソコンの鬼門のようだ)。また標準バッテリーでは理論値5時間しか持たないし、その割にはCPUが非力すぎる。最近のネットPC、SONYのTypeP、富士通のLOOX Uなどと比べても、私のレッツノートR3は見劣りがしないものだと思っている。

しかし、残念ながら長時間使う気は起こらない。飛行機の中や新幹線の中ではまだ使う気が起こるが、出張先のホテルということになると辛い。本格的な仕事をやる気が起こらない。つまり移動時はなんとかなるが、移動先では使う気が起こらない。

飛行機の中や新幹線の中+ホテルの中を充たすことになると最適パソコンは、現在のところVAIOのType Tしかない。それが私の結論。

最後まで悩んだのは、同じくVAIOのType Z(http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Z2/)だが、さすがに横幅30センチを越えるパソコンを持ち歩く気は起こらなかった。

ただし質感は、デザイン性に優れていると言われているType Tのさらに上を行く。キーボード周りと蓋の上質感は一度見ると忘れられない。グラフィックボードもいいものが積まれているし、解像度も1600×900を選ぶことが出来る。CPUのクロック数も2 GHzを優に超える。電池の持ちもこの性能の割に9時間(理論値)も持つ。R3と変わらない。

しかしいかんせん大きい、重い。1キロを超えての100グラムの違いは持ち歩きにとっては致命的。Zは1.45キロ、Tは1.14キロだ。Type Tは、レッツノートRシリーズとほとんど重さは変わらない。その上、電池の持ちは、R3の9時間(理論値)をはるかに凌いで11時間(理論値)もつ。標準バッテリーで11時間、長時間バッテリーで17時間もつ。なかなかのものだ。

Type TとR3とでは重さはほとんど変わらないが、横の大きさがType Tの方が約5センチ大きい。それ以外は薄さもR3よりTの方がはるかに薄いし、奥行き(高さ)もほとんど変わらない。TypeTは、A4サイズのキーボードサイズをほぼA5サイズの重さと大きさに収めているというのが特長なのだ。

横は、225(R3)に対して、276(T)ある。この大きさは、私が自宅で使っているデスクトップPCのキーボードのキー間隔とほとんど変わらない。270もあれば、モバイルノートパソコンでも快適に入力できる。R3の大きさ(横幅サイズ)では、やはり違和感がある(乗り物内で使うのが限界)。Type Zは大きすぎる(持ち歩く気がしない)、レッツノートRは小さすぎる(ホテル使用が辛い)。Rシリーズの限界は魅力と裏腹、キーサイズにある。

Type T:幅279×奥行き199.8×厚さ最薄23.5(最厚30.7) 重量1.14キロ

R3:幅229×奥行183.5×厚さ最薄24.2(最厚41.6) 重量0.99キロ

そこでType Zの上質感には心を奪われつつも、出張用としての利用を第一義に考え、Type Tにすることにした。

※OSは、Windows Vista Home Premium with Service Pack 1 64ビット正規版
※CPUは、インテル Core 2 Duo SU9400(1.40 GHz)
※2次キャッシュメモリー(CPU内蔵)は、3MB
※システムバスは、 800MHz
※メモリは、4GB(DDR3 SDRAM、PC3-6400(800MHz)、デュアルチャンネル転送対応
※チップセットは、モバイル インテル GS45 Express チップセット
※グラフィックアクセレータは、インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター 4500MHD(チップセットに内蔵)
※サイズ/解像度 11.1型ワイド(16:9) 解像度:WXGA 1366×768ドット
※記憶装置は、SSD約256GB(128GB×2)(RAID 0)+DVDスーパーマルチドライブ

※ハード面全体の概説については→http://www.vaio.sony.co.jp/Products/TT2/feat5.html

これにワンセグチューナーと英字配列キーボードとATOK2008をカスタムメイドで選んだ。結局30万円を超えてしまったが、お金がないので半分はローンにした(悲)。色は「シルキーブラック」だ。「カーボンブラック」はださくてとても買う気が起こらない。ノートパソコン10万円の時代に30万円も支払うのは、時代錯誤のような気もするが、4年前のR3を買ったときも26万円はしたから、しようがない出費だ。64ビット版+RAIDゼロSSDだし、これからのパソコンを買ったということにしてあきらめましょう(苦笑)。

HDD320GBがプラス1万円でカスタマイズできたが、電池の持ちを考えてSSDだけの仕様にした。その分、DVDドライブ付きにした。USB外付けドライブが自宅にあるが(私はドライブはほとんど使わない)、64ビット版のOSなので相性のことも考えドライブ内蔵型にしておいた方が安全。ブルーレイドライブも「世界初」の1キロパソコン搭載と謳われていたが、そんなものいらない。

一番期待しているのは、SSDのRAID ゼロ構成(http://e-words.jp/w/RAID200.html)だ。通常でもHDDよりはるかに早いSSDを2枚同時に使って読み書き2倍の速さで処理する。RAID ゼロは、バックアップシステムが存在しないが、SSDならそれも心配する必要はないだろう(素人の浅知恵かな)。

SONYの説明では、「5400回転/分の1.8型HDDより、約6.1倍もパフォーマンスが向上します」とある。たぶん1キロ前後のノートパソコンでは、CPUも記憶装置の速さも最速の部類に入るだろう。2005年に買ったR3は80GBのHDDだったが、SSDのRAIDゼロで128GB(×2)を使えるなんて夢のようだ。

あといくつかのこのTypeTの魅力は、満充電のリスク(電池の疲労度が高まり持ちが悪くなる)を回避するシステムがあること。SONYでは「いたわり充電」と呼んでいるが、このモードを設定すると80%の充電で満充電を回避するようになっている。使用頻度にもよるが、充電池の耐久性は30%~100%向上するらしい。

もう一つは、電力消費に一番の影響のある液晶モニタの輝度を使用環境に応じて自動調整するセンサーが付いていること。これも実時間で東海道新幹線往復を優に超える6時間~7時間は充分もつと言われているTypeTの信頼性を高めている(SSDの場合)。SONYの消費電力時間表示は、昔一番怪しいと言われていたが、隔世の感あり、だ。特に新幹線で4月以降無線LANサービスが始まるので2時間を超える乗車もそれほど苦痛にはならないだろう。

※VAIO TYPE T のバッテリー「エナジーセーブ」テクノロジーについては→http://www.vaio.sony.co.jp/Products/TT2/feat4.html

私は3Dの動画類はほとんど使用しない。MS-OFFICE2007のワードとエクセルとパワポだけ動けばいいが、それらのファイルを多いときには20ファイルくらい同時に立ち上げて動かしているから、やはり3Dを利用しないまでもパワーがあるに越したことはない。MS-OFFICE2007の64ビット版が出てくれば(まもなく出るだろう)、最強のビジネスモバイルマシンになるに違いない。これで飛行機+新幹線+ホテル暮らしは快適この上ないものになるに違いない。四月からの準備は万全だぁ(苦笑)。でもこれって、必要経費になるでしょ。

(Version 11.0)

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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