今年初めての自転車紀行 ― 野川公園を行く(47枚の写真付き) 2009年02月14日
本日は、絶好の電動自転車日和。かねてから気になっていた野川公園(http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index049.html)を攻略しようと、今年初めてのサイクリングを決起しました。
野川公園は、私の尊敬する住友林業の設計士・篠田さん(一級建築士)から、「私は野川公園がおすすめです」といわれていた公園。篠田さんは、私のRealStream自転車記(http://www.ashida.info/blog/realstream/)の熱心な読者だった。井の頭公園、小金井公園、深大寺公園、和田堀公園などを走破する私の公園記を読んでいる内に、「野川公園がいいですよ」ということになった。が、昨年内には行けなくて、今回の訪問となった。
問題はルートだ。深大寺公園から北上する手もあるが、甲州街道沿いに行く気が起こらない。野川公園へ行くのだから、野川沿いに走るのが一番自然。仙川を超えて桐朋学園を超えて入間町の野川(http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&ll=35.649537,139.580376&spn=0.01646,0.020106&z=16)から一路、野川公園を目指した。
甲州街道を(北へ)越えないと野川は面白くない(野川は南下するほど汚くなる)。超えるとこのように木々が見え始める。
北上するほど野川はきれいになる。
なぜこのエリアだけ立派な石で囲まれている? 絵に描いたように鴨が泳いでいる。
突然水車小屋があらわれる。「なんじゃこれは?」と独り言を言いながら立ち止まって写真。
すぐ先に「水車経営農家」と案内板が出る(http://www.city.mitaka.tokyo.jp/suisya/jyousetu/index.html)。深大寺あたりもそうだが、この辺は水車農家が多いらしい。有名のよう。古風な民家にしか見えないが。通り過ぎたが、もう一度戻って撮り直したのがこの写真。入場無料で中にも入れる。説明用のパネルもたくさん用意してあり、見学者も結構いた。
野川公園に着きました。自宅から約一時間漕ぎっぱなし。正月以来、身体がなまっていたので少し感覚を取り戻すのに時間がかかりました。距離的に小金井公園と同じくらいです。
この公園のライバルは明らかに小金井公園。サイクリングロード、ジョギングコースとしては小金井公園に負けていますが、広さの割には、真ん中に遊歩道があるので、何度来ても飽きない感じです。全体が見渡しにくい分、趣があります。
やはりこのあたりは武蔵野の高大な樹木群が最大の財産です。砧公園の木々には比べものになりません。世田谷や東急沿線の住民が成金趣味に見えてくる瞬間です。井の頭公園、小金井公園、野川公園、神代植物園、これらの公園だけでも、坪単価1000万円の価値があります。
もう今にも満開になりそうな気配がありました。
なかなかこの落葉樹の林のいい感じがカメラに収まりません。目の感激をそのまま写し取るカメラは出てこないのでしょうか。ここ一年、カメラ技術は全然進んでないなぁと思い続けています。解像度じゃないよなぁ、カメラは。
この感じは目に見える実際に近いかな。
ライバルの小金井公園とのポイントがここ。野川が流れていることです。何とも言えない造形です。水面からの高さがなく、なだらかに丘陵を描いているのがいいでしょう。気に入りました。
私は、このくらいの透明感のあるせせらぎが大好き。沢ガニがいそうな気配がいい。
何枚も夢中になって撮っていたら、「この男(私)、変態か」と思われて、保護者が子どもを退却させてしまい、「そして誰もいなくなってしまった」。最後の写真は親が子どもを誘って立ち去る瞬間(苦笑)。
野川公園はこのように「東八道路」を挟んで左右に広がっている。すぐそばには、府中運転免許試験場がある。もちろん、渡辺真理(http://www.ashida.info/blog/2008/07/_40_1.html)の国際基督教大学(ICU)もすぐ隣。
東八道路を越えると「野川自然観察園」(野川公園の一部)がある。箱根の湿性花園のような板張りの通路を歩いて散策できる。せせらぎがまた心を和ませる。ただし自転車は乗り込めないので急いで戻った。残念。
「野川自然観察園」は親水型の散策コース。私は親水型が大好き。井の頭公園ほど大きな池はないが、ところどころにあるさりげない池がポイント。この分だけでも小金井公園に勝っている。井の頭公園よりも、水と池が押しつけがましくない。ゆっくり楽しめる。
いつもの自宅そばの公園。1:00に出て戻ってきたのが、4:30。さすがに日没が少し遅くなってきた。まだ明るい。しかし今日は久しぶりの自転車紀行で疲れた。足腰が痛い。公園で軽い体操をしてしまった。往復で約42キロ走ったが、大容量バッテリーは4つあるランプの内一つしか消えていなかった。自転車は充分元気だ。
今日は「春一番」後のとても暖かい1日だったので、用意したジャンバーを途中で脱いだくらい。20度を超えたらしい。おかげでフロントバスケットが満杯で落ち着かなかった。
自宅に入る寸前で見つけたノースポール。ノースポールの白はあざやかだ。名前の割には、雑草のような咲き方をしている。誰にも見られないようなところできれいに咲いていた。私の就職活動のようなものだ(苦笑)。
※これらの写真のより快適で美しいスライドショー再生はこちらで→ http://picasaweb.google.co.jp/ashidahironao/2009214#
(Version 6.0)
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