【第二版】本日は松山(愛媛)に行っています。 2009年02月03日
「これからの専門学校を考える」研修(http://www.invite.gr.jp/news/2008/20081006mr_ashida.html)のフォロー研修です。4日、5日の両日を使って、9:00~17:30まで、2日間ぶっ通しの管理職研修を行います。私は全然大丈夫ですが、受講する方は大変でしょう。その分、有益な研修を心がけたいと思います。パワーポイントは66枚のスライド。資料は100ページ前後です。ゆっくり話すと20時間はかかりますが、まあなんとかなるでしょう。資料だけでも役に立つと思います。
松山は、今回が初めて(そもそも私はあまり出歩かない)。
その松山は、漱石の『坊ちゃん』にけちょんけちょんに書かれています。
「野蛮な所」で「気のきかぬ田舎者」のいる土地。「古い前世紀の建築」の県庁、神楽坂を半分に狭くしたぐらいな道幅」の大通り。「二十五万石の城下だって高の知れたもの」「こんな所に住んで御城下だなどといばっている人間はかあいそうなものだ」「一時間歩くと見物する町もないような狭い都に住んで、ほかになんにも芸がない(中略)憐れなやつらだ」「植木鉢の楓みたような小人ができるんだ。無邪気ならいっしょに笑ってもいいが(中略)子供のくせにおつに毒気を持っている」「おれと山嵐はこの不浄な土地を離れた」
ただし、温泉のことだけは褒めています。「おれはここへ来てから、毎日住田の温泉へ行くことにきめている。ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけはりっぱなものだ」。
温泉など行く暇は全くないでしょうが、楽しみです。担当者の言によれば、つばき祭の季節(http://www.tubaki.or.jp/)で一年で一番寒い時期らしい。今月は月末にも、松山の大学で研修予定。なにやら松山付いています。
今から羽田空港に向かいます。
追伸(その後):
1)毎回間違うのですが、今日も間違いました。京王線で新宿に出た後、山手線で品川、品川から京急で羽田空港なのですが、新幹線のクセが付いていて、いつも中央線で東京駅へ行ってしまいます。今日も同じように東京駅へ行ってしまいました。なんとか、間に合いましたが、15分は損をしました。
2)松山のホテルへ着くと、さすがに漱石の街、松山。ホテルの机の引き出しには聖書ではなくて、「坊っちゃん」(新潮文庫)が置いてありました。さすがに松山では、漱石の方がイエスよりも上です。思わず笑ってしまいました。これだから旅は楽しいのかも。
(Version 2.0)
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芦田先生
お待ちしております。
例年ほど寒さは厳しくないですが、雨が降っておりやはり寒いです。
よろしくお願いいたします。