ユーミンの名作『ダンデライオン』をミスチルの桜井が歌ったらどうなるか? 2007年06月14日
ユーミンの名作『ダンデライオン』をミスチルの桜井が歌ったら、どうなるか。桜井が『ダンデライオン』なんて歌えるわけないと思っていたら、この歌がユーミンとはまた違う解釈によって見事に歌いこなされてしまった。
先週のNHK BS2「サタデイライブ」(=「ゴールデン・サークルコンサート」)でのことだ(撮り溜めていたライブを今初めて見ている)。
桜井が『ダンデライオン』を歌えるわけないだろ、と思っていたら、歌い始めてほんの5秒で、こりゃ大したものだ、と思い始めた。
現に、最初の「夕焼けに」と桜井が口にしただけで会場からどよめきが起こった。
これは桜井ファンがあげたどよめきではなくて、明らかに『ダンデライオン』をよく聞きこなしているユーミンファンのどよめきだ。
私は、ミスチル=桜井なんて、ほとんど評価していなかったが、これはこれでなかなかのもの。感激。以下の詩を桜井はどう歌い込んだか。じっくり読んでから、YOU TUBE(http://www.youtube.com/watch?v=53uVWBbCp70)をとくとご覧下さい。
これはこれで『ダンデライオン』やユーミン自体を“知らない”若い世代のためのユーミン入門に果たす役割は大きいのではないか。
1983年に作られた歌が、まるで、桜井のためにユーミンが書いたように新たに甦る。桜井も(そしてユーミンも)大したものだ。 桜井が歌い始めると息を止めて聞き黙ってしまった…。こういうのを不覚というのか。いやー、桜井、(音痴だが)すごい。
さて、あなたはこの歌の意味がわかりますか。
●『ダンデライオン ― 遅咲きのたんぽぽ』
作詞 松任谷由実
作曲 松任谷由実
夕焼けに小さくなる くせのある歩き方
ずっと手をふり 続けていたいひと
風にのり飛んで来た はかない種のような
愛はやがてくる 冬を越えてゆく
きみはダンデライオン
傷ついた日々は 彼に出逢うための
そうよ運命が 用意してくれた
大切なレッスン
今素敵なレディーになる
つみとってささげたら ひとに笑われそうな
私にできる 全てをうけとって
ふるさとの両親が よこす手紙のような
ぎこちないぬくもりほど 泣きたくなる
きみはダンデライオン
本当の孤独を 今まで知らないの
とても幸せな 淋しさを抱いて
これから歩けない
私はもうあなたなしで
とても幸せな 淋しさを抱いて
これから歩けない
私はもうあなたなしで
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