12月には、私は弱い ― クリスマスツリーが目ににじむ 2005年12月01日
今日から12月。毎年言及するように(http://www.ashida.info/blog/2002/12/hamaenco_1_73.html)、私は12月には弱い。センチ(メンタル)になる。
クリスマスツリーのネオンなどが目に映り始めると、それだけで涙が出そうになる。最近は目が見えないから、ネオンも最初からにじんでいる。だから最初から涙のクリスマスツリーだ。これがいけない。このセンチメンタルは紅白歌合戦(http://www.ashida.info/blog/2004/12/31)をピークに、除夜の鐘であっという間に消え去る。除夜の鐘がすぎると何だったんだ、というくらいにセンチな気分は消え去る。忘年会は好きだが、新年会にはまったく関心がない。要するに1月1日から11月30日までは私には季節感がないが、この12月だけが、私にとっての“季節(セゾン)”だ。
今日もほとんどマゾヒスティックに、12月用の曲を車で鳴らし始めた。この月に私が聴く曲はだいたいのところ、以下の5曲。しかも順番が決まっている。ジョージマイケルのケアレスウイスパーhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/music/B00000I2TC/samples/ref=ed_sa_dp_1_1/250-1801657-3685812(これを最初に聞く)、同じくジョージマイケルのラストクリスマスhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000666W2I/qid=1133447037/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-1801657-3685812(これが2番目)、次がスティングのイングリッシュマンインニューヨークhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/music/B0007N33MC/samples/ref=ed_sa_dp_1_1/250-1801657-3685812(これが3番目)、次が竹内まりやのシングル・アゲインhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000074BI/qid=1134447855/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/503-5027835-1762303(これが4番目)、最後にエイミイグラントのエマニュエルゴッドウイズアス(http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20081616)。
どの曲も完全にミーハー、通俗そのものだが、「通俗のどこが悪い」と言えるほどの名曲揃いだ。最近の若い人たちには知らない人も多いだろうから、ぜひ12月にはこれらの曲を一回は聴いて欲しい。山下達郎の「クリスマスイブ」(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000D8RKM/qid=1133447384/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-1801657-3685812)は、これらの曲を平板化したものにすぎません。
私の場合、2曲目の「ラストクリスマス」から意味もなく涙が出始めて、最後のEmmanuel,God With Usで、完全にマゾヒズムの宗教者になりきってしまう(親父が死んだ後、まだ一回も墓参りをしたことはないくらい信心からはほど遠いのですが)。クリスマスツリーのにじんだ明かりの中に溶け込むことができるくらいに全身が澄んでいるような気分です。さて、今年も紅白歌合戦に向かって、私の12月のセンチメンタルが始まりました。
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