学生をバカにするわけがない、むしろ愛情の表れだ。 2005年10月01日
「立腰教育」が学生をバカにしていると、芦田校長に指摘され、憤慨しています。
そもそも、初期導入教育と「立腰教育」はイコールではありません。「立腰教育」は高等技術教育をするための基礎の部分であり、非常に重要な役割をしています。「立腰教育」が未完成のまま、高等教育をやっても、それは、「基礎の無い砂漠の上に建物を建設するようなもの」です。崩壊するのが目に見えています。
現在、入学定員を大きく割り込んでいる、大学、専門学校はこの「立腰教育」を無視し、高等教育をやった結果です。
話を戻しますが、今,専門学校に入学してきている学生の85%程度がきちんとした「立腰教育」を確立されておりません。まず、この部分を確立・強化して、その上に高等教育を構築するべきです。そうすることによって、企業が求める人材になると思います。そのために、「立腰教育」に力を注いできたのです、学生をバカにした結果ではありません。むしろ、人材としてOUTPUTするための愛情の表れです。
現在の建設業界に特化して述べさせていただければ、「トータルマネージメント」「自己プロデュース」できる人材が求められています。そのような人材を構築する為にも、「立腰教育」が必要不可欠であります。
私が教務に在籍していたA専門学校グループは、今年は定員割れを起こす危険性があるらしいです(現在所属している学科長談)。入学者減は確実らしい(学科長談)。
A専門学校は、「立腰教育」を取り入れることを断念し、しかも初期導入教育を疎かにしている。まあその結果、進むべき道を進んでいるみたいです。先日、芦田校長が掲載されていたように、新設学科を作っては、廃科にし、また新しい学科をつくるの繰り返しをしています。ぴったり当たってますね。
最後にまとめますが、「立腰教育」は学生をバカにして実施したものではないことをご理解ください。
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