愛車の不幸の修理代は11万円。 2005年06月01日
愛車の修理代(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=1051)は、なんと112922円もかかった。
オルタネータ(発電機)単体で55755円する(下記4番)。バッテリーが約2万円(下記5番)。パワーステアリングのリターンホースからのオイル漏れも発見。これも交換。工賃含めて1万円前後(下記6番〜11番)。このパワーステアリングのリターンホースからのオイル漏れがハンドル操作を重くしていたらしいが、今回のオルタネータ(発電機)の故障との相関は見出せないらしい(私は偶然なわけがないと思うが)。
どっちみちクルマを一日預けるのだから、昔で言う「6ヶ月点検」(=シーズンインチェック)を受けておいた(下記14番)。ついでにワイパーブレードのラバー交換(下記12番13番)。私はワイパーラバーだけは必ず六ヶ月に一回は交換するようにしている。下手なコーティングを手間をかけてガラスに塗布するよりもはるかに効果があるからだ。
1)オルタネータおよびレギュレータ点検 2835円(工数3)
2)オルタネータ交換 11340円(工数12)
3)バッテリー交換 1890円(工数2)
4)ATオルタネータ120A 55755円(数量1)
5)バッテリー80AH 21105円(数量1)
6)パワーステアリングリターンホース ライン交換 4725円(工数5)
7)ブレーキクリーナー 1050円(数量1)
8)ホースクランプ16−19 105円(数量1)
9)Oーリング10.82X1.78 168円(2個)
10)リターンパイプ 4158円(1個)
11)A/Tオイル D-2 0.1L 1570円
12)ワイパーブレードラバー交換 945円(工数1)
13)ワイパーブレードラバー(639MM) 2940円(1組)
14)シーズンインチェック(スプリングキャンペーン50%OFF) 9450円 工数(10)
以上で112922円。突然の予期せぬ出費だ。昨年の12月に3年目の正規の車検を受けたが、そのときには大きな出費(=特別に修理の必要な箇所)はなかったから、6ヶ月遅れて車検がやってきたと思うべきか。
しかし、昨日の出来事はちょっと考えてみればぞっとする。そもそも最近のクルマはすべて電子制御で混合気(ガソリン+空気)=エンジンの回転を促す動力の元を制御しているのだから、バッテリーがダメになれば、エンジン自体が動かなくなって、クルマ自体が止まるはず。用賀のインターを越えた頃には、満タン近く入っているガソリンメータの針自体がゼロになって、あんなか細い針自体も動かなくなっていたから、バッテリーは極限までなくなっていたはずだが、エンジンだけは何事もないかのように動いていた(さすがにエンジン“命”の我が愛車)。死ぬ直前まで、混合気(エンジン)だけは制御し続けろ、とプログラムされていたのだろう。コンピュータのプログラムとは、根性を極限まで知性化したものなのだ。それを考えると感激ものだが、よく考えれば、それでも走った私がバカだったということだろう(他人の根性をあてにして行動する者ほどバカな者はいない)。バカどころか危険きわまりない社会的な犯罪者だ。
そんな愚か者の私を、よくぞまあ息絶え絶えで守ってくれたものだ。その車の“気持ち(と忠誠心)”を考えると今でも胸が熱くなる。雨降る首都高をスモールランプしか付けず、ワイパーもなしに、ブレーキランプもなしに走り続けたクルマを大事にしてやらなくてはならない。112922円で“治る”なんて、何百万円かけても治らない家内の難病に比べれば安いものだ。
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