私も保護者の方々の一行一行に「緊張」します。学生にも保護者にも世間にも媚びない、まず自分自身（学校自身）が自分自身を裁く、その全容を開示するのが保護者説明会だと思っているからです。教育のような形にならないもの、評価しづらいものほど、自己評価をまず前面に出すべきです。

自己評価なしに、学生アンケートや保護者アンケートをいくら取っても意味がありません。われわれの方法は、自己評価自身を客観的に繰り広げること、客観的に繰り広げることによって、学生や保護者、企業からの要望や批判を自由に（冷静に）受け入れる余地を作ることにあります。これ以外に、教育が前進する方法はありません。

とはいえ、保護者説明会で私が何を話したのかを説明しないことには何も始まりません。でも明日（４月７日）は入学式。式辞のことで頭がいっぱい。今週末（か土日）には、保護者説明会の要約を書いてみたいと思います（その前には、式辞を発表しますが）。今しばらくお待ち下さい。今、私の周りの者は、「入学式」という言葉について禁句になっております。私がビリビリしていますので。

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