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 年末買うものシリーズ(5) ― ひげ剃り 2004年12月23日

「深剃りのブラウン」というのはとっくの昔に終わっている。ダイソンが東芝で乗り越えられているように(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=380)、ブラウンもまたナショナルのシェーバーによってとっくの昔に乗り越えられている。私は、20代は「深剃りのブラウン」に心酔していたが、30代ではナショナルに転向。音も静かだし、一分あたりの回転数もはるかに多く、深剃りでもブラウンを圧倒していた。ナショナルとブラウン以外の他社製品は問題外だった。

ところが今から10年前くらいから、水洗い(ナショナル)ができるとか、自動洗浄機(ブラウン)の時代になり、ブラウンが洗浄機能では、ナショナルに一歩先んじてしまった。水洗いよりも自動洗浄の方が有り難いに決まっている。というのも電器ひげ剃りの内部はしつこい油混じりのカビだらけで、それを一日でもためると鼻や口の周辺でそれが飛び散り(刃の高速回転がカビの高速拡散になり)、不衛生きわまりない事態が毎日生じる。よく通勤の車の中でひげを剃っている人を見るが、毎日そんなことを続けると車の中がどんなことになるか、考えただけでもぞっとする。その意味でも剃ることそのものよりも日常的な手入れ優先(清潔感優先)の時代が続いた(私は再度ブラウン派になっていた)。

私の認識は、ナショナルのシェーバーで自動洗浄機が付けば鬼に金棒ということだったが、今年の9月にやっとその製品が出た。それがラムダッシュES8175(http://www.mew.co.jp/press/0409/0409-2.htm)。ただちに買ったが、やはりナショナルの方がはるかにいい。まだ3ヶ月しか使っていないが、ナショナルの方がはるかにスムーズ。深剃りも充分で一日中もつ(私のひげの濃さはごく標準だが)。ブラウンはもともと外網が半年以内にダメになり、顎が血だらけになることがあったが、ナショナルはそれもなさそうだ。ただしデザインはブラウンの方がいいような気がする(少し保守的なデザインだが)。でもひげ剃りばかりはデザインではなくて機能です。毎日使うものだから性能として快適でなくてはならない。

ジレット(http://www.gillette-jp.com/m3power/)がいくら頑張っても、散髪屋のオヤジさん(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=233)がいくら頑張っても、電器シェーバーの最新技術に勝てる深剃りはありえない。肌荒れもジレットよりもはるかに少ない。お父さんへのクリスマスプレゼントには最適ですよ。これこそ「愛用品を手放しても買う価値あり」(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=380)。

ラムダッシュは三機種出ていますが、ES8175で充分です。19000円以下(http://www.kakaku.com/prdsearch/detail.asp?ItemCD=217030&MakerCD=144&Product=%83%89%83%80%83%5F%83b%83V%83%85+ES8175)で手に入ります。

投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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