アンナ・フリエルはいい ― 映画『タイムライン』を見て 2004年12月05日
レンタルショップで話題の映画『タイムライン』(http://www.timeline-jp.net/)を見たが、作品自体は68点(中の下)くらいの仕上がり。音楽がよくなかった。しかし、英仏100年戦争を象徴するレディクレアを演じたアンナ・フリエル(http://www5f.biglobe.ne.jp/~ana/anna_friel.htm)が印象に残っている。アネットベニング(特に『心の旅』http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=7837の)ふうの知的なスマイルがよかった。主演女優のフランシスオコナー(http://www.linkclub.or.jp/~hs0905/hu/FrancesO'Connor.html)よりもはるかによかった。本人そのものは決してバカではないフランシスオコナーが軽薄に見えるくらいに、アンナフリエルは理知的だった。
イギリス女優らしいが、何となく合点がいく。この映画ではじめて知った女優だが、他の映画も見たくなって検索してみると、『マネートレーダー 銀行崩壊』 (1999/英) ジェームズ・ディアデン監督、『真夏の夜の夢』(1999/英=伊) マイケル・ホフマン監督、『スカートの翼ひろげて』 (1998/英) デビッド・リーランド監督などの映画に出ているのがわかる。
『スカートの翼ひろげて』(http://www.fmstar.com/movie/1999/990801.html)では、あの『スターリングラード』(http://www.stalingrad-movie.com/)のレイチェルワイズ(http://www.fmstar.com/movie/r/r0054.html)と共演している。
レイチェルワイズの、ジュード・ロウ(http://www.fmstar.com/movie/j/j0160.html)とのラブシーンは圧倒的だった。ほとんど肌を出さずに動きもない中でラブシーンをあれだけエロチックに演じきれるのは、レイチェルワイズしかいない。名作『サイダーハウスルール』(http://www.asmik-ace.com/Cider/)のシャリーズセロン(http://www.ne.jp/asahi/jutomo/love/movie/actor/theron.html)以来のラブシーンだった。
そんなレイチェルワイズとの共演だから、アンナ・フリエルの本当の実力が見られるだろうと『スカートの翼ひろげて』をAMOZONで検索。ありました、ありました(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005H3II/qid%3D1102177775/249-0078093-1002753)。新品では5000円もするから、「新品/ユーズド価格」をクリックしたら(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/offer-listing/-/B00005H3II/all/ref=sdp_srli_u/249-0078093-1002753)、3200円で「新品同様」が出ていたので、それを買うことにしました。
アンナ・フリエルは、今年最後の掘り出し物です(男性俳優では、『ブラザーフッド』http://www.brotherhood-movie.jp/のウォンビンhttp://www.k-plaza.com/star/en_sta_a005.html)。『スカートの翼ひろげて』に期待したい。さすがにどこを捜しても川波凉子(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=365.364.1)のようなアンナ・フリエル2005年カレンダーはありませんでした。
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