また見てしまった『ソフィーの選択』 2004年09月12日
エミリィディキンソン詩集より
広い寝台を
畏れをもって準備し
公正な
審判の下る日を
静かに待とう
しとねをまっすぐに
まくらは丸く
朝日の黄金色の騒音に
乱されぬように
死ぬこともできないくらいに辛い思いをした女性がただ死ぬためだけに生きているとしたら … 、そう思わせる『ソフィーの選択』(http://homepage2.nifty.com/nao-winner/review/doc/SophiesChoice.html)のメリルストリープ(http://www.jtnews.jp/cgi-bin/person.cgi?PERSON_NO=1532)最後のシーンでのエミリィディキンソンの詞です。眠ること自体が戦いであった(「朝日の黄金色の騒音に乱されぬように」眠らなければならなかった)ソフィーの最期にふさわしい詞です。久しぶりに今日もう一度見てしまった『ソフィーの選択』でしたが、何度見てもきつい映画です。アメリカ映画も決して悪くはない。
投稿者 : ashida1670 / この記事の訪問者数 :
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