その後のiPod ― まだまだバックストリートボーイズ 2004年07月10日
ジェニファーロペスの(http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/JenniferLopez/)の“If you had my love”もよかったが、最近、バックストリートボーイズ(http://www.bmgjapan.com/_artist/profile.php?id=1417)の“ミレニアム(Millennium)”というアルバム(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005A1GO/qid=1089425432/sr=1-5/ref=sr_1_10_5/249-4612979-1967526)にはまっていて(収録されているほとんどの歌が80点以上の歌ばかり)、特にIt’s Gotta Be You という作品がいい。
これもまたリビングで楽しんでいたら、息子が隣に座ってきたので、「バックストリートボーイズ」って「知ってる?」と聞いたら、「超有名だよ」とのこと。また腹が立ったが、学校でも学生に聞いたら、「日本で言えば、SMAPの歌がうまい版」と言われてしまった。結局私が知らないだけのことだった。
ところが、私は、このバックストリートボーイズの“ミレニアム(Millennium)”というアルバムがなぜ、私のMP3ファイル(=iPod)に入っているのかが未だにわからない。ジェニファーロペスの場合は、レンタルで借りてきた「WOMNAN」というオムニバスアルバムに入っていたのがはっきりしていたが、この“ミレニアム(Millennium)”はレンタルなどしていない。知らないものを借りられるわけがない。しかし家のどこをさがしても、そんなCDはない。もとから知らないものを買う(買える)わけがない。もちろん誰かから借りたわけでもない…と自問していたら、「あやしい」と家内が言い始め、話が別の問題に発展し始め、私もどうしたことかとあたふた。しかしもちろん「あやしい」話など全く思い当たる節がない(やっぱり「あやしい」か)。
iPodの20GBのHDD(ハードディスク)に収録された4000曲には(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=312)、さまざまな無意識の記録が存在している。夜、眠りにつく時のバックミュージックとして聞いていると、「なんだぁ、この曲は? 誰だぁ、こいつは?」と起きあがってばかりの連続で、とても眠りにつけない。ジェニファーロペスもバックストリートボーイズも“発見”したのは、夜中だった。私には、ジェニファーロペスもバックストリートボーイズも“現在”の歌手でしかない。そんなアーティストや作品が4000曲の中にまだまだ潜んでいる。
従来のマイベストには、しっかりとした思い入れと思い出が存在していたが、HDD(ハードディスク)に曲を収めるというのは、無意識のマイベストであり、出遅れてはいるが“現在”を新しい仕方で受容できる。だから、「知っている」曲だけをiPodに収めることはほとんど意味のないことなのだ。
ただし、最近私は息子にバカにされ続けている。「ジェニファーロペスもバックストリートボーイズも超はやっているときには全く反応していなかったのに、今頃騒いでどういうつもり」と家内にしきりに嘆いているらしい。まだ売れていない歌手を先行的に言い当てることで、私を“尊敬”してきた息子には、ここ数ヶ月の私の「これいいよ」という推薦曲の“時間”が合点がいかないらしい。
ところで、金井夕子という歌手の「パステルラブ」という曲(http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_1107_8081458_8080677_8080925/2358448.html)もなかなかのものですよ。
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