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 症状報告(39) ― お正月と紅白のその後 2004年01月02日

元旦は、失敗だった。大晦日まで、大掃除のことだけしか頭にはなく、買い物に行く暇もなかったため、何も買っていなかった。だから年が明けると、とうふも揚げもない(だからお雑煮ができない)。それに無性にケーキが食べたくなったが、元旦からケーキ屋を捜すのもむなしい。部屋はきれいにはなったが、食べ物がない元旦だった。

それに、年が明ければ(正月になれば)休める、と書いたが(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=254.124.46)、それも大嘘。きれいにしても使うとすぐに汚れる。おせち料理というのは主婦を台所に立たせないためのものらしいが(昔、母が、お正月は包丁をもってはいけない、と言っていたのを今さらのように思い出す)、そんなもののない我が家の台所はすぐに汚れる。風呂もキッチンも洗面所もトイレも床も使ってはいけない。何も使わないことが、きれいさを守る秘訣。生きるということは、何よりも汚すことなのだ。たぶん、オウム真理教などに入信する女性は、家事を嫌いな女性に違いない。家事には終末論が存在しない。永遠に汚し、永遠にきれいにし続けねばならない。

今日は年明け始めて病院へ行って来たが、元気なようで、例のフジテレビ跡地の少公園(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=249.124.45)にも行き、まずまずのスタートといったところだ。私の紅白寸評(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=255)を、「見ていないところも見ているようで楽しかった」とのこと。特に伊藤多喜雄の「TAKIOのソーラン節」は、息子の太郎も塚戸小学校のときにやったらしく、頭を低くした姿勢には「死にそうなくらい」辛い思いをしていたとのこと(そう楽しそうに家内が話していた)。そう言えば、息子は紅白を見ながら「これ、大変な踊りなんだよ」と(しったかぶりして)言っていた。まさか自分でも踊っていたとは知らなかった(その時に言えよ)。私の紅白寸評が取り持つ家族の“コミュニケーション”でした。あんなくだらない寸評でも少しは役に立っている。

もう一度、紅白をビデオで見直してみると(BSデジタルの解像度は圧倒的でいつ見てもライブ感がある)、やはり伊藤多喜雄の「TAKIOのソーラン節」と安室奈美恵の「SO CRAZY」が双璧。続いて、香西かおりの「無言坂」と天童よしみの「美しい昔」。そして、Aikoの 「えりあし」とCHEMISTRY の「YOUR NAME NEVER GONE」。この六曲は、なかなかのものだった。白がそれほど圧倒的に勝っているとは思えなかった。今でも悔やまれるのが、竹内陶子(http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/profile.html#takeuchi)が、1,2箇所トークをとちってしまったことだ。将来、NKKをしょって立つ大アナウンサー。都はるみ事件の生方(うぶかた)アナウンサーのように変なところへ左遷させないで欲しい。

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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