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 返信: いつもご苦労様です。 2003年11月20日

 前半については、その通りで、今年は、水曜日の一時限目が特に参観できません(家内の病院の日)。ご迷惑をかけて申し訳ありません。授業シートはその通りで、教員の実力がそのまま出てしまいます。だからこそ、授業改善に繋がると思っています。すべての教員が同時に高い水準で保持できるということはほとんど不可能ですから。学内では毎日のように授業シートの検討を重ねています。多分、こんなことをやっている学校は世界中どこにもないでしょう。はやいうちに、どの授業も学生たちを充分に満足させるものにしたいと思っています。

 後半は、面白くなってきましたね。課外公開授業になってきました。タイトルを一般教養:「世間とは何か」にしましょうか。私はあなたの言うことに、少し(あるいは全く)合点がいきません。言いたいことの全体はわかりますが(私はいつも同僚や目上の人にあなたの言うようなことをあなたの言うように言われています)、若いくせに世の中から逃げようとしています。あなたは、私の周辺以上に世間(あなたの言う「世の中」)になっているし、私より年老いています。私は、あなたのように考えることに反対して、「一流とは何か」を書いたのです。

 私は、他人を二流だとまじめに言ったことは一度もありません(それはあなたのまとめのウソです)。「一流とは何か」というレポート(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&search=%88%ea%97%ac&mode=and&v=331&e=msg&lp=331&st=0)は、その逆、一流、二流といったような区別は通常考えられる意味(あなたが考えるような意味)では存在しないということを言いたかったのです。「さらっと」読まなければ、そんなことはすぐにわかります。

 だから、私はレポートの中では二流という言葉を「二流」というように括弧を付けて使用しています。もしあなたが、私が二流という言葉に括弧をつけた意味がわからなければ、「ただ、他人を二流だとかは言わない方がいいですよ」などと説教されるように言われる理由はありません。

 一流とか二流という“問題”は、好きとか、嫌いという問題ではなくて、一度はくぐり抜けなければならない問題です。だから、あなたは私のプレゼントを「さらっと」読み流したりしてはいけないのです。(世間的に“一流の”)大学生から差別される(世間的に“二流の”)専門学校生であれば、余計に「さらっと」読み流してはいけないのです。そういうことを「好きではない」と「さらっと」流してはいけないのです。そんなことを言っているから「専門学校生」は「世の中」からいつも差別される「欄外」に追いやられてしまうのです。

投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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