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 金魚もまた「身体を冷やしてはいけない」(免役革命) 2003年11月14日

 今日は朝から、死んだ金魚にうちひしがれて学校へ行って、その金魚のことを職員に打ち明けたら、建築科の野上先生(http://www.tera-house.ac.jp/k-inte/ken/index.htm)が、実は金魚博士だ(金魚に詳しい)というのを知った。「イソジンはひどい。たぶん、尾腐れ病か、白点病。そういうときには、水温を高くすればいい。今だと12℃〜13℃だと思いますから、それを少しの間28℃くらいにする。そうすると菌はみんな死んでしまいます。塩は確かに効果がありますが、菌の繁殖を抑えるだけで、完治はしない。薬を入れるのならイソジンではなくて、グリーンFゴールドというのを入れれば、完璧」。

 なるほど。私は、温度を高くしたらむしろ菌は繁殖すると思っていた。食品の腐食のように。逆なのだ。そう言えば、安保徹も「身体は冷やしてはいけない」(『免疫革命』http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3aefc10412c880103cc4?aid=&bibid=02342574&volno=0000)と言っていた。副交感神経の支配を受けている血液循環は、交感神経の緊張(夏から秋・冬への変わり目の温度変化)によって血行が悪くなり、その分、免疫力が落ちるというのが彼の説。金魚もそうなのだ。授業をやっているときの野上先生にはまだまだ注文があるが、このときばかりは脱帽。「早く言えよ」と思わず言ってしまいました。後から、親切にも校長室まで、福井水族館のサイト(http://www.koikoi.co.jp/aquarium/aqualife/sick/sick.html)を印刷して持ってきてくれました。

 帰宅してから、また息子の太郎を呼んで、わびしくお腹を見せてバケツに浮かんでいる金魚を見ながら、「どうする? この金魚」。「テラスの鉢植えの土に埋めればいいじゃない」(太郎)。「そうか、そうだな。おまえ、なかなか役に立つジャン」と私。鉢に水をやるときに、中途半端に腐敗しかかっている金魚の顔が突如出てきたら、怖いので、「くれぐれも、奥深く埋めてくれ」と、すべては息子に頼んで、後で、埋めたツツジの鉢植えに合掌。間もなくツツジも赤くなるが、それも金魚の幸せな余生の過ごし方でしょう。そう思うとツツジの葉っぱ模様が、金魚の尾っぽのようにも見えてくるから、不思議なものだ。

 こうなれば、これもまた家内の病を抱えて代わりに死んでくれたと思うしかあるまい。まさに、合掌、合掌。

 ところで、心配された武蔵丸(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=217)は、今日は快勝したらしい(http://sports.yahoo.co.jp/sumo/headlines/mai/20031114/spo/21201600_mai_00002070.html)。よかった。

 ところで、明日、私はまたもや、講演出張。山口県の宇部へ日帰りだ。山口医療福祉専門学校(http://www.isen.yic.ac.jp/)、山口情報ビジネス専門学校(http://www.ube.yic.ac.jp/)山口キャリアデザイン専門学校(http://www.toku.yic.ac.jp/xoops/modules/wfsection/)、          防府福祉医療専門学校(http://www.hofu.yic.ac.jp/)など、山口に四つの専門学校を有する学校法人昇陽学園の副理事長、井本浩二さんから依頼をうけての仕事。彼は、例の「自己点検・評価」神戸セミナー(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=207)の受講者。それが縁での今回の講演だ。

 この講演は、私自身の自己採点としては、70点くらいの出来だったが、私を神戸講演に呼んでくれた、神戸電子(http://www.kobedenshi.ac.jp/new/index.html)の福岡さんも、「芦田 様 福岡@神戸電子専門学校です。 お世話になります。先週は本当に有り難うございました。予想通りではありましたが、全専各(http://www.zensenkaku.gr.jp/profile/index.html」事務局の小杉さん始め参加者から大きな反響があり、最終日のディスカッションでも「あれのどこまでであれば我が校でも出来るか」といった実質的な導入検討を表現する学校が多く出ました。懇話会セミナーの報告書を作成にかかる予定ですが、ご講演のレジュメデータを頂くわけにはいかないでしょうか。可能で有れば、添付送信頂けると幸いです。以上宜しくお願い申し上げます。(関西にお越しの際は、必ずお立ち寄りください!)」(10月17日)ととりあえず、社交辞令程度のものは頂いていて、取りあえずの使命は果たしたかな、と思っていたら、今度は本当に、こんなメールが福岡さんのメールと前後して、先の山口の井本さんから届いたのだった。「山口医療福祉専門学校の井本です。先日、青年懇話会で講演(神戸セミナーのこと:註・芦田)をお聞きして非常に感銘を受けました。理事長、他の理事とも相談をして是非、当学校グループでも講演をお願い出来ないかとの事で、メールいたしました。出来れば土曜日でお願いします。当学校は山口宇部空港より30分位で東京より日帰りも可能ですが、是非山口の温泉で一泊してもらえれば幸いです。なにとぞご検討ください。突然のメールでまた言葉足らずで申し訳ありませんがよろしくおねがいします。 山口情報ビジネス専門学校 井本 浩二」。

 この「出来れば土曜日」というのが、よくなかった。休みだし、学校にも直接迷惑をかけないからいいかな、と思ったのが間違いの元。「温泉」なんて(ありがたいことだが)行く暇などあるわけがない(しかし、「山口の温泉」ってどこだろう?)。そもそも、土曜日は私が家内のところへ見舞いに行く貴重な一日。しかし、この学校には「理学療法士」(http://www.rigakuryoho.com/faq/qa1.html#101)を養成する「山口医療福祉専門学校」(http://www.isen.yic.ac.jp/)がある。家内の入院先(日本赤十字医療センターhttp://www.med.jrc.or.jp/)では家内の信頼度1,2位を争うのが、この理学療法士のSさん。その感謝の意味も込めて、「理学療法士」を育てる先生たちにも会ってみたいと思った。それが、楽しみだ。明日は、夜九時に羽田に帰ってきます。

投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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