磯野貴理子と坂下千里子はいい。 2002年12月22日
磯野貴理子(http://suzukiemiko.infoseek.livedoor.com/hito/newpage6.htm)と坂下千里子(http://www.box-corporation.com/chiriko/)は、いい。この二人はどんなに有名になってもどんなにメジャーになっても変わらないという感じがいつもある。芸も才能もないが、でも何か唯物論的な重力がある。私が「知的である、とは何か」(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=69)で論じた浮力に抗う重力という点では、タモリやさんまがサイコーだが、女性では磯野貴理子や坂下千里子がその候補者だ。こういった人たちは、いわゆる“出世”というものと無縁なところで仕事をしている。それは出世しない(出世したがらない)ということではなくて、“出世”しても変わらないということだ。そういった重力が彼女たちにはたらいている。この重力を一言でいえば、〈正直〉ということだろうか。それがいい。
投稿者 : ashida1670 / この記事の訪問者数 :
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