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 ワールドカップ・ロシア戦寸評。 2002年06月11日

 日曜日のワールドカップ:日本−ロシア戦で台無しだったのは、後半終了時間の決定のされ方だった。日本が逃げ切れるかどうかというところで、戦いは時間との戦いだった。私は、内心で(時には声を出して)、アルゼンチン戦におけるイングランドの最後の15分の集中感を見習えと叫び続けていた(あのアルゼンチンの怒濤の攻撃は、まるで相手に一回も呼吸をさせないかのような攻撃だった)。

 そして、後半45分を過ぎたところで、ロスタイム2分の表示が出た。時計を合わせたのは私だけではあるまい。秒刻みでプレイと時計を睨み続けたが、1分30秒くらいで、試合は終了した。これがいけない。なんともあっけない終わり方だった。これだけ盛り上がったのに、これだけ沈んだ終わり方はなかった。普通、「2分」と出れば、3分くらいで終わるものだが、この試合に限ってはそうではなかった。まだか、まだかの連続の中で、やっとおわって、やったー!と叫ぶのが、この試合の終わり方でなければならなかった。それがない。この試合ならば、ベルギー戦の鈴木の、根性で目一杯延びきった右足のシュートやモハメッドアリのように、蜂のように舞う稲本の左足のシュートのほうが、はるかに劇的だった。

 それに、中山の投入は、やはり負けているときでないと盛り上がらない(会場ではかなり盛り上がっていたようだが)。すがる気持ちの時にこそ、中山なのだ。逃げるときには(あるいは逃げるためにこそ攻めるといったときでも)中山は似合わない。

 さて、14日のチェニジア戦。ロシアに日本が勝つくらいだから、チェニジアが日本に勝っても少しもおかしくはない。この戦いにこそ、すべての応援を集中すべきだ。それにしても、なぜ14日は試合開始が15:30からなの? サラリーマンはどうやって応援しろというのだ。

 ロシア戦は、東中野にあるテラハウスを17:30の就業終了時間きっかりに出て、山の手通りを南下、甲州街道を右折、首都高4号線初台インターに入り、西に向かって高井戸インターまで爆走、25分で南烏山の自宅に着いた(17:55分だった)が、この“技(わざ)”が使えない。風邪をひくか、何か別の病気になるしかない。

投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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