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  「天使のくれた時間」と「ザ・ダイバー」 2001年12月16日

「天使のくれた時間」(http://www.movies.ne.jp/film-infomation/familyman.html)。ふと自らの結婚生活を省みてしまう映画だ。

この「芦田の毎日」でも「社会はつまらない」“キャンペーン”をずーっとはってきているが、結婚の「社会」化を上手に皮肉っていて、いい映画だった。「社会なんてつまらない」と、監督:ブレット・ラトナー( Brett Ratner )も言いたいのだ。ニコラスケイジ(http://www.af.wakwak.com/~ayano/nicolas_cage.html)はいつもの通りの演技だが(彼はやっぱりカツラをつけている、ハゲ俳優だというのをこの映画で再度確信した)、相手役のティア・レオーニ(http://www.af.wakwak.com/~ayano/tea_leoni.html)が何とも言えないいい味を出していた。

 感じはアネットベニングに似ている。アネットベニング(http://ww4.tiki.ne.jp/~s-ishii/annette.html)のショートカットが魅力的なようにティア・レオーニもなかなかのもので、素敵だった。「アメリカンビューティ」(http://www.uipjapan.com/americanbeauty/main.htm)のアネットベニングはまったくいいとこなしだったが、「心の旅」(1991)http://www.aya.or.jp/~soe/data/kokoro.htmや「アメリカンプレジデント」(1995)http://www.spe.co.jp/video/dvd/200001/SUD-23170.htmlのアネットベニングのショートカットは最高だった。年をとっても髪の毛を垂らしている女性には気を付けた方がいい。

 アネットベニングに負けないくらいに、ティア・レオーニの髪型は素敵だった。アネットベニングに比べると、シーンごとに顔の表情が不安定で、どうってことない女優に見えるときと、素敵なときとの振幅が大きくて、それがまた魅力的なのかもしれない。仕事に忙殺されて(=仕事がちょうどおもしろくなってきて)、家族を「社会」の中で見失っている中年の夫婦にはちょうどいい映画ではないでしょうか。ご夫婦で見てください。

 家族で見るのにいいのは、「ザ・ダイバー」(http://www.foxjapan.com/movies/thediver/)です。ロバートデニーロが久しぶりにいい。彼でないとできないような役どころででています。あまり好きな俳優ではないのですが、この映画ではよかった。おかしいのは、「サイダーハウスルール」のシャリーズセロン(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&search=%83V%83%83%83%8a%81%5b%83Y&mode=and&v=383&e=msg&lp=383&st=0)が、まったくどうでもいいところ(デニーロと大きく年齢の違う奥さん役)ででてくるところ。最初、どこかで見た女優だなと思っていたら、セロンでした。たぶん、デニーロがセロンでないといやだ、とわがままを言ったのではないでしょうか。明石家さんまが、米倉涼子を引き連れて番組を作っている“違和感”と同じです。最後の数分は脚本が息切れして通俗的でしたが、デニーロの演技だけでも見物です。わがままを言う(言える)だけのことはあります。

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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